長崎県波佐見町にある生活に寄り添う器を届ける波佐見焼のブランド「バーバー／BARBAR」より、
やさしい半磁器の白色に、やわらかい呉須の絵つけが人気の
「いろは」シリーズの「土瓶」が届きました。

ポットでも、急須でもなく、「土瓶」という懐かしい響きが新鮮なのですが、
確かに、名前にぴったりの姿かたちなのです。
おばあちゃんの家の茶の間にあったような、
2～3人分のお茶がきちんと入る大きさの胴体に、するりと伸びた注ぎ口。
きちんとお茶を注ぎやすいかたちです。
直火にはかけられないので、お湯を沸かすことはできませんが、
取り外しできる、使い勝手のいいステンレス製茶こしつきなので
ポットとして、お茶を淹れて食卓へ。

籐製の取っ手は自分で取りつけて。
半磁器との異素材の組み合わせがあたたかみを添えます。
蓋が、また可愛いのです。
ぴょこんと飛び出た長い、藍色のつまみがアクセントです。

土瓶に絵つけされた文様は
「丸文」、「菊文」、「麻の葉文」の3種類。
本体の縁は、鉄釉が施されていて全体のアクセントに。
「菊文」と「麻の葉文」の蓋は、縁の周りを呉須がぐるりと縁取って引き締めています。

普段使いからおもてなしに食卓に出すのも素敵。
同シリーズの「そば猪口」を湯呑として、揃えて使う楽しみもありそうです。