小坂屋漆器店


長野県の木曽地方。
山に囲まれた同地方の冬は雪が高く積もり、
厳寒な気候は目の詰まった美しい木材を育むことでも知られ、
檜(ひのき)、椹(さわら)、ネズコ、翌檜(あすなろ)、高野槙(こうやまき)が
木曽五木と呼ばれています。

地域が生み出す材を活かした木曽漆器は、
伝統工芸品として全国的にも知られています。
なかでも、植林したものではなく、
木曽で育った良質の天然木のみを使う「小坂屋漆器店」は、
そばの道具や曲げ物を得意とする工房です。
現在は伝統工芸士の小島貴幸さんが三代目として、伝統を受け継いでいます。

多くの地域伝統産業と同じく、もともとは分業制であったものの、
つくり手の数が減るにつれ、後継者のいなくなったあとを引き受けるようにして、
より多くの工程を自ら手がけるようになった小島さん。
今では原木を買うところから、漆の仕上げ作業まで全ての工程を一人で行っています。
こだわって選び抜いた木材と、地域に伝わる技術を美しいかたちにして届けてくれます。

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