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くわな鋳物

日本に鋳物づくりの技術が伝わったのは、紀元前数百年頃といわれ、奈良時代には仏像や梵鐘が鋳物でさかんに造られました。 当時、御鋳物師(おんいものし)と呼ばれた特殊技術をもった家系は、全国に散り三重県桑名地域にも辿りついたそう。その後、江戸時代に徳川家康の家臣、藩主本多忠勝公の指導の下、鉄砲の製造を始めたのが桑名鋳物の起源といわれています。 当時つくられていたのは灯籠や梵鐘、農具や鍋など。その技術は形を変え、現在ではフェンスや街路灯、マンホールなど、数多くの道具に活かされています。