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瀬戸晋

北海道旭川市を拠点に活動する木工家・瀬戸晋(すすむ)さんは、1965年大阪生まれ。
旭川にある専門学校の木工科で学んだ後、1995年独立し、木工の道を歩みはじめます。

北海道産を中心とした木材を使い、
丸太の製材から加工、漆塗りまで全工程をたった1人で行っています。
今ではトレードマークになった表面の彫跡は、
もともとは、苦手だったろくろ挽きの表面を隠すために
表面にノミでたくさんの彫り込みを施したのがはじまり。
他の木工品にはない独自の表面感や手触りにファンが増えたのだそう。
主にボウルやお椀、お皿にお盆など、日々の食卓で使える道具をつくる瀬戸さんは、
手彫りで施す表面の質感、木目などを活かすために、拭き漆で仕上げることが多いのだとか。
「何気なく生活の横にいてくれるようなクラフトをつくっていきたい」
そんな思いのこもった器たちは、きっとさり気なくいつも隣にいてくれるはずです。