ガラスのシルエットを磁器で表現した、
「木村硝子店」と
「ユミコイイホシポーセリン／yumiko iihoshi porcelain」のコラボレーション
「dishes（ディシィーズ）」シリーズに「カップ」が登場です。

一見、馴染みのある蕎麦猪口のようなかたち。
けれどもその洗練された薄さは、使い慣れた蕎麦猪口とは段違いです。
高台もなく、真っ平らな底面から
均一な薄さで立ち上がる側面。
心地いい緊張感をまとっています。

色は他のdishesシリーズと同じ6色展開。
「fawn brown（ファーンブラウン）」、「fog gray（フォググレー）」
「ink blue（インクブルー）」、「pistachio green（ピスタチオグリーン）」
の4色は透明感のあるツヤあり。
「moss gray（モスグレー）」と「sand beige（サンドベージュ）」は、
マットな質感が楽しめる釉薬。
直線的な側面に流れる釉薬は
底に向けて少し溜まって微妙に色が濃くなります。
そんな表情が硬質な表面に揺らぎをもたらします。

サイズは「S」と「M」の２種類があります。
「S」の縁周りの直径は約8cm。
手のひらにしっかりのるくらいの、
濃いめのコーヒーや緑茶を一杯、ゆったりいただくのにほどよいサイズ感です。
薄い縁の口当たりがダイレクトにお酒の香りと味わいを届けてくれるから、
ロックやストレートで味わいたいお酒をのんびり楽しむのにも。
洋の東西を問わないシンプルなかたちは、デザートカップとしての用途にも。
ゼリーやアイスクリームを適量いただくのにもジャストサイズなのです。

「M」は一回り大きい直径約9cm。
たっぷりお蕎麦を楽しめる蕎麦猪口としても、
副菜を盛りつける小鉢としても活躍します。
氷を浮かべてごくごく飲みたいアイスコーヒーや冷茶にもぴったりです。
スープカップとして、ポタージュやヴィシソワーズ、具だくさんスープもしっかり収まります。
少し大振りだけど、繊細な雰囲気もあわせ持つので、
丁寧に片手を添えて持ちたいのが「M」の気分です。

同シリーズの「プレート」をソーサーにしても素敵です。
「S」には「プレート　110」、「M」には「プレート　140」を。
同色はもちろん、違う色を組み合わせても、新鮮な表情を見せます。

かたちはシンプルなのに、どこか目を引く色と佇まい、使いやすさで、
普段の食卓からおもてなしの席まで出番が多いことは保証つき、です。