つきたてのお餅を、餅とり粉をまぶしながら
丸めたときのようなさらさらで滑らかな感触。
数あるお正月飾りの鏡餅の中でも
お餅の再現性では一番かもしれません。
土壁や塀を仕上げる「左官（さかん）」の技術を現代に伝える「ソイル／soil」が
珪藻土を使い、その質感を活かしてつくった「鏡餅」です。

素材の珪藻土を、一つ一つコテで仕上げて、
まるまると美味しそうなお餅ができ上がりました。
ころりと手のひらサイズの「S」と、両手で抱えるほどの「M」。
同じく珪藻土に顔料で色づけした橙（だいだい）がちょこんと上にのっています。

扱いやすい大きさの「S」だったら、１人暮らしでも気軽に取り入れられます。
季節のお飾りに初挑戦の方にもおすすめ。
組紐は赤色で、めでたさを添えます。

今までの季節のお飾りには飽き足らず、
本物感、存在感をより追求したい人は「M」を。
縁起のいい葉つきのみかんをのせたりしたら、本物と見紛う鏡餅のできあがり。
新年のご挨拶に訪れた親戚に自慢したくなりますね。
「M」の組紐は金色です。

さらりとした珪藻土のマットな質感は、現代の空間にも馴染みやすいです。
付属の台はないので、天然木などの板を敷けば、どんなインテリアにもしっくり。
もちろん和紙や布を敷いて畳の空間にも。
それぞれに違った表情が楽しめるのです。
天然素材だから、
小さい子どもやペットがいても安心して飾ることができます。
季節が過ぎたら、箱にしまって、また来年。

今の暮らしに、違和感なく馴染んでくれて、
それでいて本格派も満足できる鏡餅。
珪藻土の新しい魅力を発見した気分です。
季節のお飾り、はじめてみようかな？
と迷い中の方にも、おすすめです。