確かに、丸である必要はありません。
いや、むしろ、長方形で助かることの方が多いのかも。
見慣れた存在の計量スプーンを、
料理家の目線で徹底的に改良したら、
四角くて、厚みもしっかりの、「四角い計量スプーン２本組」ができました。

計量スプーンの「こうならいいな」を洗い出し、
かたちにしたのは料理家の柚木さとみさんと大阪を拠点とする久野産業。
料理教室「さときっちん」なども主宰する
柚木さんならではのアイデアをふんだんに盛り込んだ、
新鮮、だけど使ってみて納得の計量スプーンです。

すくう部分を丸から長方形にしたことで、幅が狭くなったことが大きなポイント。
口の狭い瓶にもするりと入って、中身を簡単にすくいだせます。
使っていない方のスプーンの取っ手をすり切り棒にもできますが、
瓶の縁に引っかけてすり切るなんて横着も、スプーンの幅が狭いからこそできる技。

２本重ねて持つと、指先に重量感が伝わるほど、
18-8ステンレス製で、厚みもしっかり。
簡単には曲がらないので、
凍っているペーストや硬い練りゴマなども、どんとこいです。

「大」・「小」それぞれ内側に目盛りがついていて、
「大」を使っても小さじ１、２杯も計れます。
意外とあってうれしいのが、
スプーンを縦にしたときに1/2量になる部分に、垂直に入った目盛り。
味噌やクリームチーズなど、固体に近いものを計るときは、
平らにならすよりも、スプーンの半分まで寄せる方が断然楽チンと気づきました。

スプーンの中身をしっかりすくい出したいときは、
「家事問屋」の「シリコンスパチュラ　小」がちょうどいいサイズ。

今までの当たり前を、一から疑ってみると、
なるほど、もっと便利に、使いやすくなるのですね。

※こちらの商品は、２本セットでの販売となります。
単品での販売はしておりませんので、ご了承ください。