小さくて愛くるしい５匹の猫の手塩皿

かわいすぎるとはまさにこのこと。
「東屋」の「春菊　招き猫」は、猫好きの心はいわずもがな、かわいいものや小さいもの好きな人たちの心をもかき乱します。

製造元である波佐見焼の窯元「光春窯（こうしゅんがま）」の「春」と、「菊」を模したかたちだから「春菊」。
そして、どの猫も片手を上げているから「招き猫」なのだそう。

小さな皿に込められた細かな手しごとと猫の仕草

直径およそ６cmと、一般的な豆皿よりもさらに小さな、手のひらに収まるサイズ。

菊の花弁を思わせる波打つ縁に、手描きで引いた赤の線が映えます。

呉須で描かれたごく小さな猫は、シルクスクリーンで刷った絵柄を手作業で転写したもの。
きっと猫好きが描いたに違いないと思わせる細かな表現と、見れば見るほど猫らしい仕草が実に魅力的です。
呉須の溜まり具合で凹凸が生まれるため、一匹一匹、なでなでしてみると手触りはさまざま。
手しごとらしい味わいも楽しめます。

重ねた姿も愛らしく、こんなに小さいのに思わず目を引きます。
おもてなしのテーブルでも会話が弾みます。

５匹の個性豊かな招き猫たち

絵柄は５匹、もとい５種類。
頭が「八」の字模様のハチワレで顔を洗う「ハチ」、のんびりお散歩する白猫の「ユキ」。
きちんとおすわりしながらも何かに気を取られている「タマ」、毛づくろいをしている三毛猫の「ミーコ」に、何かにじゃれている、体のところどころに丸模様のある「マル」。
５枚セットだから、かわいすぎてどれにするか選べない、という人も大丈夫。
「今日はどの子にしようか」と毎日選ぶのが楽しみになります。

毎日の食卓で、おもてなしの席で、ちょっとしたものを小粋に見せる手塩皿

薬味、天ぷらの抹茶塩、柚子こしょうなどをのせて。
佃煮や梅干しといったご飯のお供を盛りつけても。
食べていくうちに猫が徐々にあらわれるというちょっとした余興になります。

箸置きやカトラリーレストに使えば、粋な雰囲気に。
菊も招き猫も縁起ものなので、おめでたい席にもぴったりです。

猫好きへの贈り物にはこれで決まり！

手のひらサイズに、思い思いのポーズをした猫たちが描かれた、遊び心あふれる手塩皿。
じっくり眺めるほどにため息が出るこの愛らしさは、ついつい周りの人にも広めたくなるほど。
とりわけ相手が猫好きならば、なおのこと。
誕生日やお祝いごとに何を贈るか、もう迷わなくて済みそうです。

東屋について

日本の素材を扱う、熟練の日本の職人とともに、「使い手」の立場に立った暮らしの道具をつくり出し、発信し続けている東屋。一切の妥協を許さない、東屋ブランドの道具たちは「大事に使えば、千年だってもつ道具」なのです。