カラッと晴れた青空と青い海に似合いそうな、角ばって、真っ白な獅子の置き物。
沖縄県那覇市にて、琉球石灰岩を一つ一つ手彫りして仕上げている
「スタジオde-jin」の「石獅子」。

沖縄で家屋の屋根を守る陶製のシーサーのルーツともいわれる石獅子は、
古く中国から伝わり、魔除けの存在として
沖縄各地の村の入り口などに置かれ親しまれてきました。

沖縄の言葉で夫婦を意味する「ミートゥンダー」は獅子が２体仲よく並んだ姿。
単体の石獅子はかっと口を開いた左向きの「口開き」と、
ぐっと一文字に口を結んだ右向きの「口閉じ」の２種類。
それぞれ「ミニ」、「小」と２サイズがあります。

サンゴやサンゴ礁に生息していた生き物が石灰化した石灰岩は、
沖縄では古くから、石垣などにも使用されてきました。
たくさんの空気孔があり、
手に取ると、表面からモロモロと細かな粒がこぼれるような、不思議な手触り。

具象的になりすぎない造形、とぼけた表情が置き物として取り入れやすいです。
青い海だけでなく、コンクリートの壁や板敷の床、和紙の障子にも似合いそう。

かわいらしくて頼りにもなる我が家の守り神として、
結婚のお祝いにもよろこばれそうです。
阿吽（あうん）のセットで迎えてください。