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スープボウル (小石原ポタリー)
小さくて控えめな高台からするりと斜め上に広がるシルエット。
絵本に出てくるお姫様のスカートを
そのままひっくり返したようなかたちの「スープボウル」は
普段ご飯をよそう飯碗とは似て非なるかたちと存在感です。
福岡県朝倉郡東峰村の小石原地区で
江戸時代から続く製陶業である「小石原焼(こいしわらやき)」。
その複数の窯元とフードコーディネーターの長尾智子さんがコラボレーションし、
伝統の技を現代の生活に沿うかたちで届ける「小石原ポタリー」のもの。
小石原焼のトレードマークである「飛び鉋(かんな)」や「刷毛目(はけめ)」といった
技法が活かされた柄は4種類です。
化粧土の上に青い呉須の顔料を被せ、
表面にグレーと青の2色が美しいバランスで現れるのが「02」。
飛び鉋の技法で削られて覗いた茶色の素地がぐるりと側面を囲み、表情を生み出します。
「02」と同じく飛び鉋を活かした「03」は、
刃先で削られて白い化粧土の下から覗く素地は赤茶色で、
そのシックな色合わせとコントラストに魅せられます。
重ねたり、方向を変えたりして複雑な飛び鉋を施した上から化粧土をかけた「04」は、
釉薬の上に浮かび上がる凹凸がやわらかな陰影をつくります。
もう一つの伝統技法、「刷毛目(はけめ)」を楽しめるのが「10」。
黒い土肌に白い化粧土をかけた後、乾ききらないうちに幅広の刷毛を側面に等間隔で当てていくことで
浮かび上がる縞模様は、立体感を持って手のひらに伝わります。
縁に施した茶色いラインも、全体を引き締めて力強い印象に。
同じ小石原焼ながら、柄によって違う窯元でつくられているのでかたちも微妙に異なります。
どれもコーンポタージュやミネストローネのスープといった
素材そのものの色をひきたててくれる自然な色合いです。
フルーツをたっぷり盛りつけてヨーグルト、さらにグラノーラをまぶしてごきげんな朝食。
仕事の合間に、カフェオレボウルとして。
飯椀としていつもの食卓にもどうぞ。
控えめな高台とすっきりとしたシルエット。
立体感のある模様が手のひらに愉しいから。
ついつい両手で包み込んでは、日々の食事で愛でたくなるスープボウルです。
バリエーション&商品詳細
クリックで拡大画像をご覧いただけます。
柄違いで使い比べてみました
ミネストローネを盛りつけてみました。
- 材質
- 陶器
>> お手入れについてはこちら - サイズ
- 約φ130×H70mm
※サイズはかなりのバラつきがあります。
上記で示している範囲内に全くおさまらない個体もあります。
あくまで参考としてご覧ください。 - 重量
- 約200~225g
※重さはかなりのバラつきがあります。
上記で示している範囲内に全くおさまらない個体もあります。
あくまで参考としてご覧ください。 - 容量
- 約405~470ml(満水)/約325~375ml(8分目)
※容量の計測方法について - 備考
- 直火:× IH:× 電子レンジ:× オーブン:× 食器洗浄機:×
小石原ポタリーについて
小石原村、現福岡県朝倉郡東峰村にて
江戸時代からつくり続けられている小石原焼(こいしわらやき)。
日常の用に根ざした民藝陶器として、昭和には盛んに生産が行われ、
今も多くの窯元が製陶を続けています。
2008年にスタートした「小石原ポタリー」は、
小石原焼の複数の窯元と、フードコーディネーターの長尾智子さんが
「料理を美味しくする器」をテーマにつくる新しい民藝の器のブランドです。
飛び鉋(かんな)や刷毛目(はけめ)といった独自の意匠や
おおらかさ、あたたかな佇まいはそのままに、
どんな食卓の風景にも合うモダンさをまとった器を生み出しています。
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ご購入の前に知っておいていただきたいこと
クリックで拡大画像をご覧いただけます。
- その他のご注意
>> 表面に凹凸が見られる場合があります。
>> 製造工程でついた、わずかな傷が見られる場合があります。
>> 貫入(陶器の表面にできる釉薬のヒビ)が使用前後にできることがありますが、陶器の性質としてご理解ください。
>> メーカーの品質基準をクリアしたもののみ販売しております。また、当店でもさらに検品を行った後に、お客様にお届けしております。
【使用上のご注意】
>> 染みや貫入などが気になる方は、最初に使用する前に目止めをおすすめします。
>> 使用する前に、水にしっかり浸してください。汚れが染み込むのを防いでくれます。
>> 使用後はなるべく早く洗剤などで汚れを落とし、十分に陰干しをしてください。水分が残った状態でしまうと、カビによる黒い染みができることがあります。
>> オーブン、電子レンジ、食器洗浄機の使用はおすすめできません。