足付蓋もの (ジコン/JICON)
足つきの白磁の蓋もの……なんて
どんな特別なおもてなし用の器かと思いきや、
コンセプトは使い勝手がよく、見栄えもする保存容器、と聞いて驚きました。
「ジコン/JICON」の「足付蓋もの」を手に取ると
それが、納得のつくりなのです。
磁器製なので、電子レンジで使うこともできて、蓋つきだからあたたかい料理も冷めにくく、
冷たい料理は冷蔵庫で冷やしておいて、食べる直前に取り出して……。
食事が終わったら蓋をしてそのまま保存できるし、
足がついていることで、器の下に手を差し込みやすく、
冷蔵庫から片手で安定して取り出すことができ、
もちろん置くときも片手で楽ちん。
蓋についている可愛らしいつまみは、頂点が平らなので、
ひっくり返してテーブルに置いても、転がってしまうことがありません。
一旦食卓に出してしまえば、ほら、
やさしい白磁と、その洗練されたかたちが上品な姿。
足つきな分、他の器よりも少し背が高くなり、
埋もれることなく箸も伸ばしやすくなって、食卓の中心で主役をはれるはず。
かたちは2種類。
スープや汁気のあるものに使いやすい「ボウル型」。
底面が平らな「筒型」は、浅漬けなどの保存容器としてお皿と同じように使うことができ、
水羊羹、練り切り、餡子餅などをコロコロ3つほど並べられます。
せっかく上品な佇まいだから、お正月のようなハレの席にもぜひ使いたいですね。
お雑煮やお汁粉、スープなど。
こんな素敵な蓋ものが冷蔵庫から出てきたら、お客様もびっくりしそうです。
食器としてだけでなく、インテリアとしても。
包みに入った色とりどりのキャンディを入れておいたり、
飾っておくだけでも様になります。
仕舞い込まずに、食卓に、お部屋の目に入る位置に、
いつもそばに出しておきたい「足付蓋もの」です。
バリエーション&商品詳細
クリックで拡大画像をご覧いただけます。
- 材質
- 磁器
>> お手入れについてはこちら - サイズ
- 筒型:約φ120×H95mm
ボウル型:約φ120×H100mm - 容量
- 筒型:約410~423ml(満水)/約328~338ml(8分目)
ボウル型:約412~416ml(満水)/約327~333ml(8分目)
※容量の計測方法について - 重量
- 筒型:約465g
ボウル型:約340g - 備考
- 直火:× IH:× 電子レンジ:○ オーブン:× 食器洗浄機:○
ジコン/JICONについて
かつて平戸藩の御用窯だったという、
創業350年の有田焼の窯元、陶悦窯「今村家」。
その長い歴史と伝統を誇る窯元が、
生活用品のデザイナーである大治将典さんを迎え、
2012年、新たに立ち上げたブランドが「ジコン/JICON」です。
その名は、窯元である陶悦窯「“今”村家」のつくる「“磁”器」であること、
そして、仏教用語の「爾今(じこん)」……
「今を生きる」という意味に重ねて名づけられました。
製品の生い立ちを大切にしながらも、
今の暮らしの中に自然と馴染むものづくりにこだわる大治さんと、
確かな技術を持ちながら、時代に合わせてしなやかに変化を続ける窯元が生み出す、
暮らしを美しく彩る器のブランドです。
大治将典(おおじまさのり)さんについて
手工業デザイナーの大治将典さん。
さまざまな産地に赴き、その産地が培ってきた技術、素材を活かしたデザインを施し、
メーカーと家族のようにブランドを一緒に育てています。
まずはつくり手との会話、そしてつくってきたものをしっかりと知ること。
そのコミュニケーションが生産者の方々との信頼に繋がり、デザインにフィードバックされています。
これまで手がけたブランドは、有田焼の「ジコン/JICON」、真鍮ブランド「フタガミ/FUTAGAMI」、木製テーブルウェア「高橋工芸」など多数。
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ご購入の前に知っておいていただきたいこと
- >> ジコンの「白」は、青白く焼き上がる一般的な有田焼の磁器の色とは異なり、生成りに近いやわらかい白です。お使いのモニターなどにより写真の色味が異なって見える場合がありますのでご了承ください。
>> 底部分にわずかながたつきが見られる場合があります。
>> 器の表面のところどころに褐色の点(磁土や釉薬に含まれる鉄分)が見られる場合があります。
>> 凹凸、気泡などが見られる場合があります。
>> 型に素地を流し込む工程において、表面に皺のような線が発生することがあります。
>> 電子レンジの使用は、器が熱くなりますので、取り出す際にご注意ください。
>> メーカーの品質基準をクリアしたもののみ販売しております。また、当店でもさらに検品を行った後に、お客様にお届けしております。