イイホシ ユミコさんの「stainless coaster」。
素材は陶磁器ではなく、ステンレスですが、
そのスッキリしたフォルムには変わらぬイイホシイズムを感じます。

コースターというと紙や木、布製のものがほとんど。
ステンレスのコースターは、どうして少ないんでしょう。
このコースターを使って、そう思いました。
程よい重みがあるので、汗をかいたグラスにくっついて持ち上がってしまうことも無く、
ガラスや磁器の器と組み合わせることで、和洋をこえてモダンな食卓を演出できそうです。

日本で金属加工といえば……の新潟県燕市のメーカーと共同でつくられたこのコースター。
リムがきちんとあることで持ちやすく、小皿としても使えます。

「SS」と「S」の2サイズ。
「SS」は、イイホシさんの「kumidashi」や「rei-cha glass」が
バランスよく収まります。
小皿として、チョコレート一片や、ナッツをのせても。
「S」には、イイホシさんの人気シリーズ「unjour」の「カップ　L」に、
スプーンと角砂糖も添えて。
マフィンをポンっと一つ置いても可愛いのです。
色やにおい移りの心配もなく、汚れが落ちやすいステンレス製だから、
小皿としての可能性も、その分広がるという訳です。

テーブルに、カトラリー以外にもステンレスの落ち着いた輝きを加えたら、
爽やかな風が吹きました。