紙はリサイクル、ともっともらしく言われる現代ですが、
実は、衣服や様々な生活の道具に、
ずっと使える素材として日本の暮らしの中にあったのが紙。
鹿児島県を拠点に、ずっと使える紙の収納道具をつくる
「スタックコンテナーズ／STACK CONTAINERS」の
「STORAGE SERIES」のボックスは、
デスクの上からリビングスペース、寝室まで。
幅広い用途と様々な空間で使えるサイズ展開と、
収納道具とは言え、見せておきたい存在感があります。

かたちは全5種類。
マスキングテープやハサミ、文房具をひとまとめにできる「No.1 PEN」。
太めのマーカーやガムテープだったら高さのある「No.2 PEN THOR」が頼りになりそう。
書類や手紙、切手をまとめておく文箱としてぴったりな「No.3 PAPER」。
「No.4 PAPER THOR」や「No.5 PAPER GRANDE」なら
クローゼットの中でタオルや洋服をまとめたり、
趣味の道具をまとめる箱としても充分な大きさと強度がうれしいです。

厚手のしっかりとした紙にさらに丈夫になるよう
青い未熟のがら柿（豆柿）から採った柿渋を塗り、
水分や汚れをはじくよう蝋引きして仕上げた「BROWN」。
柿渋と蝋引きを施す工程の間に墨を重ねて色づけした「BLACK」の全2色。
どれも手塗りで仕上げてあり、
それ故に表れる独特のムラや風合いは、使い込まれた革製品のよう。
革製品と同じように経年変化を楽しめるのもうれしいポイント。
軽さ、扱いやすさ、そして強度共に言うことなしの素材です。

部屋の中に生まれる、統一感、落ち着き。
使い込むごとに加わるやわらかな風合い。
その中に身を置くのがうれしくなります。