畳の部屋にも似合うけれど、キリムの絨毯やデスクの上にあっても素敵。
そんな国籍を選ばない化粧ボックスと引き出しボックスは、
岡山県倉敷を拠点としながら、国内のつくり手と共同で
日々の雑貨を企画販売する「倉敷意匠」のもの。
落ち着いた茶色は、置く空間を選びません。

蓋が上開きの「化粧ボックス」は、
鏡が裏面にはめ込んであるので鏡台のように使えます。
化粧水や乳液のボトルなど、高さ17cm程度までのものなら立てて収納できる上部と、
下部にはメイク道具を入れられる小さな引き出しもついています。
スキンケアからメイクアップまで、この一箱に納めて。

細々としたものの収納にぴったりな「引き出しボックス」は、3段式。
上・中・下とそれぞれ引き出しの深さが違います。
イヤリングや指輪、ネックレスなど小さな宝物を、
サイズや用途別に分けて収納したり。
定期やハンカチ、腕時計など日々必ず身につけるものをまとめておけば、
探し物に費やす時間も減らせそう。
卓上であれば、未使用のハガキや切手、領収書などを上段、
筆記用具やカッターを中段、
受け取った手紙類やレターセットのようなかさばるものを下段に、
なんていう使い分けもできます。

比較的軽く、やわらかいツガ材のまっすぐで詰んだ木目を活かしたウレタン仕上げ。
「石畳組接ぎ」という指物の技術を活かした組み方は、
ネジや釘は一切使わず木の風合いを最大限に活かします。
どちらのボックスも、外寸が全く同じなので、複数横に並べると小ぶりなチェスト風。
家具らしさがぐっと増します。
しっかりとした大きなツマミは、なんだかほっこりするような、懐かしさ。
おかげでつまみやすく、使いやすさは抜群です。
引き出し部分は無塗装だから、開ける度にほんのり香る木の香りに癒されながら、
元気に一日過ごせそうです。