その名も「パレスプレート」。
1961年創業の「パレスホテル東京」のためにつくられた器です。
「パレス（宮殿）」という名にふさわしく、落ち着きと華やかさが同居した佇まい。
一方で、日常使いにも耐えうる丈夫さとお手頃な価格もまた魅力です。
繊細な薄さ、大輪の花が咲いたようなかたちは華やかさを、
そして手先に触れるざらっとしたマットな質感は、落ち着きを生みます。

有田焼の商社「株式会社百田陶園」と
デザイナー柳原照弘氏との共同でつくられた「1616/arita japan」シリーズは、
400年の歴史の中で培われた有田焼の技術を大切にしながら、
今までより、さらに幅広い層へ有田焼の魅力を伝える器です。
例えば、花弁のような器の中心に和菓子をのせても映えますし、
フルーツの盛り合わせや、ケーキだって似合うのですから。

さらに、華やかなおもてなしのテーブルで活躍してくれる特別な器でありながら、
オーブンでも使える万能さには驚きです。
チキンソテーやハンバーグなど、フライパンで焼き色をつけたら、
器に移してオーブンへ。
中までじっくり火を通せて、熱々のまま食卓へ運べます。
デザートの焼きリンゴものせて焼くだけ。
洗い物が少なくなるのもうれしいところです。

サイズは3種類。
ちょっとしたお菓子をのせたり、醤油皿や小皿として使える「110」。
「160」は取り皿など万能に使えるサイズ。
「220」はハンバーグなど、一人分のおかずなどを盛るのに最適です。
それぞれで違った使い方ができるので、サイズ違いで揃えるのもおすすめです。

日常の中ではありながら、ほんの少しだけ非日常のエッセンスを
加えてくれる、そんな器が「パレスプレート」です。