この、有機的なかたち。
指が差し込める穴が開いているのが「輪っか」で、
先っぽが棒状に握れるようになっているのが「取っ手」。
「取っ手」のひょっと飛び出ている部分が、
目のようにも口のようにも見えて、くすりと笑えます。
木なのに、硬質というよりは「ほわん」といった形容詞が似合う
やわらかいかたちのまな板が収まる風景は、それだけで心があたたまります。

岐阜県にて、木のある暮らしの心地よさを提案する
「ウッドペッカー／woodpecker」の「いちょうの木のまな板」は、
ほんわかするかたちと、使い勝手をしっかり考慮した素材のよさが魅力です。

国産のいちょうは、油分をたっぷり含み、水はけがよく乾きやすいので、
手入れが難しいイメージの天然木の中で、まな板に向いているのです。
また、軽くて扱いやすいのに加えて、
無塗装で仕上げたきめの細かい木肌が包丁をやわらかく受け止め、
刃先が痛まず、傷が目立ちにくいのも特徴です。

「取っ手」も「輪っか」も、サイズはそれぞれ３種類。
食パン１斤やスイカ１個など、
特大サイズの食材でも受け止める「大」は、１枚あると頼もしい存在。
あまり台所で場所を取りたくない場合は、万能サイズの「中」もオススメです。
「小」なら、食卓でそのままチーズやハム、サラミなどを切る
カッティングボードとしても重宝します。
また、「中」や「小」は、オードブルの盛り合わせや焼き菓子などをのせて、
プレート代わりにしても素敵。
白木の木目の上にのった食材は、なんだか気持ちがよさそうです。

洗い方や乾かし方のちょっとしたコツをつかめば、
ずっと使い続けることのできるいちょうのまな板。
新生活の贈りものとしても、おすすめです。