やさしくあたたかい陶器のような佇まいと、薄く硬く美しい磁器のような佇まい。
両方をあわせ持った、半磁器の「スープ皿」。
適度な深さがあって、適度な大きさで
余計な装飾は何もなくて、ごくごくシンプル。
でも、使ってみるとわかります。その活躍の頻度の高さを。
とにかく何にでもちょうどいいのです。
和食にも洋食にも、スープにも、ちょっとしたおかずにも、
その日のメインの料理でさえも。
スープだけではもったいないのです。

しかもこれは耐熱容器。
オーブン料理にも使えます。
相性もいい。
「白」、「黄」、「茶」３色とも、入れるものを選ばない落ち着いた色味。
渋い和食器や、スタイリッシュな洋食器、
何と並んでいても、決して引けを取らず、かといって主張しすぎることもない。
半磁器のしっとりとした質感や、人の手でつくられたぬくもりが
器のところどころに感じられるからでしょうか。
そして、洗いやすい。
洗剤の泡切れがよく、水滴が残りにくいのです。

ほめ過ぎでしょうか。
でも、これは、実際に使ってみた感想です。
たまにはほかの器も使わなきゃ。
そう思いながら、結局こればっかり使っちゃう。
食器棚の手前に、いつもある、そんな器です。