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そば猪口 (東屋)
「そば猪口」とは言いますが、
そもそもは、祝膳や会席料理で、お膳の中央より向こう側に置き、
刺身や酢の物などを入れる「向付」として使われていたそうです。
それが江戸時代の後期から蕎麦のつけ汁を入れるためにお蕎麦屋さんが使うようになり、
「そば猪口」と一般的に呼ばれるようになったのだとか。
「猪口」(ちょこ)は、実は「ちょく」と読む、だったり、
つくられた時代によって、素地の厚みが違ったり、
染つけの文様がさまざまだったり、と、
コレクター心をそそる要素がたくさんあるため、
昔の蕎麦猪口を集める骨董好きがいるのもうなずけます。
「東屋」の「そば猪口」は、もちろん新品。
ですが、明治時代から盛んになった、
紙に呉須で描いた柄を写し取る「印判転写」の技術を使って絵つけされています。
新品ではあっても、一つ一つ手作業で印判が施され、
柄も古典柄をモチーフにしたもの。
「雨」、「あられ」、「輪線」、「鳥と木」、「瓔珞(ようらく)」。
今の空気を反映した、少しかわいらしさのある文様が魅力です。
そして、お値段も手頃。
今も昔も、蕎麦つゆ専用ではなく、何にでも使えるその大きさとかたち。
骨董も粋ですが、これから、自分で育てるというのも一興ではありませんか。
バリエーション&商品詳細
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- 材質
- 磁器(天草陶石)
>> お手入れについてはこちら - サイズ
- φ75×H57mm
- 備考
- 直火:× IH:× 電子レンジ:○ オーブン:× 食器洗浄機:○
東屋について
日本の素材を扱う、熟練の日本の職人とともに、「使い手」の立場に立った暮らしの道具をつくり出し、発信し続けている東屋。一切の妥協を許さない、東屋ブランドの道具たちは「大事に使えば、千年だってもつ道具」なのです。
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