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  • 手箒/トモエ箒/ななめ小箒 (中津箒)
  • 手箒/トモエ箒/ななめ小箒 (中津箒)
    ななめ小箒 5,830円
  • 手箒/トモエ箒/ななめ小箒 (中津箒)
    手箒 16,280円
  • 手箒/トモエ箒/ななめ小箒 (中津箒)
    トモエ箒 16,280円

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手箒/トモエ箒/ななめ小箒
(中津箒)


  • 厳選された無農薬栽培のホウキモロコシを使い、一本一本手仕事で丁寧につくられた、「中津箒」の3種類の箒。
    しなやかな穂先が持つ、使い心地の良さを実感できます。左から「手箒」、「トモエ箒」、「ななめ小箒」

  • 長さ約85cmで、座敷箒としても使いやすい「手箒」。
    長柄ではないので小回りも利き、リビングやキッチン、廊下まで、幅広く使いやすいサイズです。
    柄には落ち着いた色の竹が使われています

  • 長さ約80cmの「トモエ箒」。
    穂先から持ち手にかけてホウキモロコシが通しで使われていて、洋室にもなじむ佇まいです。
    「手箒」よりもさらに軽く、太めの持ち手が手にフィットしやすいから、いつでもさっと使いやすいのが特徴です

  • 「ななめ小箒」は、長さ約20cmのハンディタイプ。
    デスクの上や、棚、引き出しなど、ちょっとした場所の掃除に活躍してくれます

  • やわらかな穂先を一本一本丁寧に揃えてつくられているので、折れにくく、しなやかでコシがあります。
    左から「手箒」、「トモエ箒」、「ななめ小箒」

  • 中津箒で無農薬栽培されているホウキモロコシ。
    現在では、国産のものは一般に流通することがほとんどない、希少な作物です

  • ホウキモロコシは初夏に種蒔きをし、夏の盛りに収穫されます。
    脱穀した穂先をムシロなどで覆って天日で干した後、箒づくりに使われます

  • 箒づくりでは、ホウキモロコシの選別作業が最も重要な仕事とされています。
    選別したホウキモロコシを束にし、糸や針金で編み込み、最後に穂先を糸で補強して仕上げる、
    という一連の仕事を経て、1本の箒が完成します

  • 箒を美しく編み上げている2色の糸は、東京西荻窪に草木染めの工房を構える「NONA」で染めてもらった、
    cotogotoオリジナル。
    やわらかな色合いは、和洋問わず現代の生活空間にすっと馴染みます

  • 左がどんぐりで染めたベージュの糸、右が栗のイガで染めたグレーの糸。
    やさしく繊細な色合いが、NONAが手掛ける草木染めの魅力です

  • 東京は西荻窪にある、NONAの工房。
    まるで実験室のように並んだ寸胴からは、少しずつ、やさしい色の糸が染め上げられていきます

  • すべて「自然の草木からもらった色」で手染めされた、草木染めの糸。
    色鮮やかなものから、落ち着いた色合いのものまで、驚くほど豊かな色彩をもつ糸が工房に並んでいます

 

ホウキモロコシ……とは、はじめて聞きました。
かつては座敷箒の素材として重宝されていたイネ科の植物。
国内での箒づくりの衰退とともにその栽培も減り、
現在では一般に流通することのほとんどない作物です。

この稀少な国産のホウキモロコシを使った箒を、
神奈川県愛甲郡愛川町中津でつくり続けている「中津箒(なかつほうき)」から、
3種類の箒が届きました。
無農薬栽培されたホウキモロコシの、良質な穂を厳選した美しい箒は、
手に持つと、ほんのりと香ばしい香りがします。

ホウキモロコシのしなやかな穂先を活かすため、
なるべく切り揃える必要がないよう、職人が一本一本丁寧に長さを整えてつくられています。
繊細な先端が細かな埃もとらえ、床や畳への当たりがやわらか。
穂先にわずかに含まれる油分が、畳や床にツヤを与えてくれるのも利点です。

現代の住空間でも使いやすいサイズの、
「手箒」、「トモエ箒」、「ななめ小箒」の3種類。
落ち着いた色の竹が柄に使われている「手箒」は、長さ約85cm。
ぴったりと床に沿うように穂先につけられた角度が、掃きやすさのポイント。
6~8畳ほどの部屋なら、あっという間に掃き終わる大きさです。

穂先から柄まで、ホウキモロコシが通して使われている「トモエ箒」。
「手箒」より5cmほど短く、より軽やかな仕上がりです。
ホウキモロコシの太い持ち手部分と、編み上げの紐がグリップになるので、
握りやすく、扱いやすいのが特徴。
長くて状態の良いホウキモロコシを材料に選ぶ必要があるため、
つくられる数に限りがあります。

「ななめ小箒」は、デスクの上に置いておいても
邪魔にならないほどのサイズと、見た目の愛らしさ。
パソコン周りの埃が気になる時や、キッチンで茶葉をこぼしてしまった時など、
すぐに取り出すことができて役に立ちます。

どの種類を使ってみても実感するのが、そのしなりの良さ。
そして、ささっと埃を集めてくれる小回りの良さ。
しなやかな穂先が、フローリングやサッシの隙間まで入り込み、
しっかりとかき出してくれます。
また、床への当たりが柔らかいので、畳や床を傷つける心配もありません。

長く使ううちにだんだんと穂先はすり減って、短く、硬くなっていきます。
それに合わせて板間、玄関、そして庭へと使う場所を変えて、
長くお付き合いすることができるのも、箒の魅力の一つ。

箒を編み上げている糸は、東京西荻窪に草木染の工房を構える「NONA」に、
特別に染めてもらったcotogotoオリジナルのもの。
どんぐりと栗のイガを染料に染め上げた綿の糸は、
やさしく、深みのあるベージュとグレーで、箒を使う空間の和洋を選びません。

ちょっと気になる……程度の埃であれば、ささっと箒の出番です。
掃除機を取り出す手間や時間を気にすることもなく、
いつも気持ちの良い空間にいることができますね。
改めて見直したい、箒のある生活です。

暮らしの道具、徹底比較 箒編
 暮らしの道具、徹底比較 箒編
バリエーション&商品詳細

クリックで拡大画像をご覧いただけます。

  • 長さ約85cmの「手箒」。床を掃きやすいよう、穂先には角度がつけられています。持ち手には、落ち着いた色合いの竹が使われています。モデルの身長は161cmです

  • 長さ約80cmの「トモエ箒」。穂先から続くホウキモロコシがそのまま持ち手になっています。穂先は、「手箒」よりもやや大きめに角度がつけられています。モデルの身長は161cmです

  • 長さ約20cmの「ななめ小箒」。持ち手や糸の編み込みには角度がつけられていますが、穂先に角度はなく、弧を描くようなかたちになっています

  • 箒の穂先は切りそろえることなく、ホウキモロコシの穂先を一本一本、丁寧にそろえてつくられています

  • 箒の柄や持ち手部分を上から見たところ。上から、竹を使用している「手箒」、ホウキモロコシを使用し、糸で編み上げてつくられている「トモエ箒」、「ななめ小箒」

  • 編み込み部分を比較したところ。どんぐりで染めたベージュ、栗のイガで染めたグレーの2色の糸が使われています。左から「手箒」、「トモエ箒」、「ななめ小箒」

  • 持ち手部分を端から見たところ。左から、「手箒」、「トモエ箒」、「ななめ小箒」

  • 「手箒」の柄は入荷時期によって竹の種類が異なります。こちらの写真に写っている柄は、すべて「黒竹」。その他の写真の「手箒」には、「虎斑竹(とらふだけ)」を使用しています

  • 材質
  • ホウキモロコシ、竹、綿糸、針金
    >> お手入れについてはこちら
  • サイズ
  • 手箒:約W850×D200×H50mm
    トモエ箒:約W780×D200×H50mm
    ななめ小箒:約W200×D120×H25mm
    ※自然素材を手作業でつくっているので、サイズや重さには個体差があります。
  • 重量
  • 手箒:約310g
    トモエ箒:約250g
    ななめ小箒:約30g
  • 箒のお手入れについて
  • 【穂先の汚れが気になったら】
    汚れが気になる場合は水かぬるま湯でさっと洗い、風通しの良い場所に陰干ししてください。
    また、洗剤のご使用はお避け下さい。

    【穂先が曲がってしまったら】
    水やぬるま湯に浸した後、布や新聞紙などで軽く水分を取り、かたちを整えて乾かしてください。

    【穂先が減ってきてしまったら】
    穂先は使用しているうちに自然とすり減り、短くなります。
    穂先にばらつきがでて使用しにくくなった場合ははさみなどを使用し、お好みのかたちに整えて使用してください。
    穂先は短くなるほど硬くなります。使いはじめはお座敷、次に板の間、土間、庭など、順番に使用場所を変えていくことで、長くご愛用いただけます。  
中津箒について

中津箒ロゴ

神奈川県愛甲郡愛川町中津に伝わる「中津箒」の歴史は、
「柳川常右衛門」という人物に始まります。
幕末~明治維新の頃に諸国を渡り歩いた常右衛門が、箒の製造技術と、
ホウキモロコシの栽培方法を故郷の中津に持ち帰ったといわれ、
大正~昭和初期には、箒づくりは周辺の一大産業となるまでに成長しました。

しかし戦後、安価な箒が輸入されるようになるとともに、生活様式の変化により、
箒の需要は急激に衰退していきました。
昭和40年代には常右衛門から4代目にあたる柳川勇次商店も廃業となり、
その後は料亭や旅館での需要などに応えるため、細々と続けられるのみに。

そんな中転機となったのは、6代目にあたる柳川直子さんのもとに、
かつての職人さんから届けられた箒。
丹精込めてつくられた箒を見た柳川直子さんは、箒づくりを復活させ、
後世に伝えていこうと決意します。
中津に伝えられた技術でつくられた箒を「中津箒」と名づけ、
失われかけていたホウキモロコシの無農薬栽培も復活。
現代の生活のさまざまなシーンで役に立つ箒をつくりつづけています。

NONAについて

NONAロゴ

東京都杉並区西荻南に、
草木染と手まりの工房兼ショップを構える「NONA」。

ラテン語で「9」を意味する「NONA」、
その「9」という音に、「球」=「手まり」、「久」=「永遠に続く」、
という意味も込められています。
「ものづくりの旅の中で、終わることのない挑戦を続けて、
新しく広がる可能性を大切にしつづけたい」という想いのもと、
草木染め手まりをつくり続けています。

NONAの草木染の糸は、どれも驚くほど鮮やかで、やさしい色ばかり。
全て西荻窪の工房で、一つ一つ、手で染め上げられています。
そんな色とりどりの糸を幾重にも重ね、繊細に刺繍が施された手毬たちは、
ずっと眺めていたいような美しさ。
その手仕事には、「暮らしや人生に自分らしい彩りや小さな輝きを添えたい」、
という願いが込められています。

こちらの一部商品はラッピングを承ることができません。誠に申し訳ございませんが、ご了承いただけますようお願い申し上げます。 こちらの一部商品はラッピングを承ることができません。誠に申し訳ございませんが、ご了承いただけますようお願い申し上げます。

【ラッピングについて】
こちらの商品は、システムの関係、カートからラッピングをお選びいただける状態ですが、
「手箒」、「トモエ箒」についてはラッピングを承ることができません。ご了承ください。
※「ななめ小箒」についてはラッピングが可能です。

 

※「手箒」の柄は入荷時期によって竹の種類が異なります。2022年11月入荷分は「黒竹」を使用しています。竹の色味や表情にはかなりの個体差があり、一つ一つ異なりますのでご了承ください。

  • ご購入の前に知っておいていただきたいこと

    クリックで拡大画像をご覧いただけます。

  • ホウキモロコシの穂は脱穀したものを使用していますが、一部、実が残っていることがあります

  • 始末後の糸が飛び出していることがあります。無理に引っ張らないようにしてください

  • ホウキモロコシの繊維が飛び出していることがあります。無理に引っ張らないようにしてください

  • 天然素材を使い、一つ一つ手仕事でつくられているため、サイズやかたち、柄や掛ける用の紐の長さには個体差があります

  • 天然素材を使い、一つ一つ手仕事でつくられているため、色やかたちに個体差があります

  • ホウキモロコシや竹の端に、小さなひび割れが見られることがあります。製品仕様となります

  • 竹の節部分などに、小さなひび割れが見られることがあります。製品仕様となります

  • 竹に開けられた穴の周辺に、小さなささくれなどが見られることがあります。取扱いにご注意ください

  • その他のご注意
    >> 自然素材を使用しているため、ホウキモロコシの色味や柄の竹の表情、草木染めの糸の色には個体差があります。また使い続けるうちに、退色などの経年変化が生じます。
    >> 取扱説明書やブランド紹介などは同梱されておりません。予めご了承ください。
    >> メーカーの品質基準をクリアしたもののみ販売しております。また、当店でもさらに検品を行った後に、お客様にお届けしております。

    【使用上のご注意】
    >> ご使用の際は、軽くなでるように床などを掃いてください。
    >> 穂先の曲がりや折れの原因となりますので、狭い部分に押し込んだりせず、穂先に力が掛かりすぎないようご注意ください。
    >> 使わないときは吊るすなど、穂が床につかないように保管してください。
    >> 色抜けや劣化の原因となりますので、直射日光の当たる場所や、エアコンの風が直接当たる場所に吊るさないでください。
    >> 湿気の多い場所はカビが発生しやすく、乾燥した場所では柄の竹がひび割れることがあります。