花彫浅鉢 (ジコン/JICON)
気取りのない上品さ。
そんな表現がぴったりな「ジコン/JICON」の花彫模様のシリーズに、
使い勝手抜群な浅鉢が加わりました。
両手で包むように持つと、手のひらに伝わるさらりとした質感。
たっぷりとした鉢は、緩やかにカーブを描いて、
大ぶりな花一輪が、中央から縁に向かって花弁を広げます。
程よい深さと広さがある「大」なら、
家族で取り分けるサラダや汁気のある煮物も大丈夫。
小鉢やスープ皿としても使いたいのは「小」。
オニオンスープの玉ねぎをまるっと一つ浮かべてみたり。
煮りんごをそのままのせてみたり。
スッキリとしたデザインゆえに、遊び心を存分に働かせることができます。
全4色の釉薬は、生成りに近い「白」をベースにつくられています。
白地を縁の錆釉が引き締める「渕錆」。
「菜花黄(なばなき)」は、どこか異国を思わせる佇まいです。
青菜や大根の白などを優しく引き立ててくれそうな「浅葱鼠(あさぎねず)」。
シックな雰囲気の「錆茶(さびちゃ)」。
どれも料理を引き立ててくれる色合いです。
「渕錆」以外の色釉3色は、それぞれ2色の釉薬を薄く何層にも重ねているため、
それぞれ単色ではなくムラがあり、光の加減で異なる色に見えるのです。
使う場所や時間帯によって、その印象を変えるので
使うごとに新たな表情に出会える楽しさがあります。
そして同じ「白」をベースにつくられているから、
材料に含まれる鉄分から生じる斑点など、
どの色にも似た釉薬の素材感や質感が現れます。
だから特徴のある4色が食卓に並んでも、妙にしっくり馴染むのです。
大きさ、色、それぞれに違った使い勝手があるので、
きっといくつか揃えて持ちたくなるはず。
「ジコン/JICON」の世界観を、存分にテーブル上に展開してください。
箱入りですので、器好きのあの方への贈りものとしてもどうぞ。
バリエーション&商品詳細
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- 材質
- 磁器
- サイズ
- 小:約φ154×H45mm
大:約φ230×H51mm - 容量
- 小:約370ml(満水)/約296ml(8分目)
大:約1080ml(満水)/約864ml(8分目)
※容量の計測方法について - 重量
- 小:約245g
大:約620g - 備考
- 直火:× IH:× 電子レンジ:○ オーブン:× 食器洗浄機:○
ジコン/JICONについて
かつて平戸藩の御用窯だったという、
創業350年の有田焼の窯元、陶悦窯「今村家」。
その長い歴史と伝統を誇る窯元が、
生活用品のデザイナーである大治将典さんを迎え、
2012年、新たに立ち上げたブランドが「ジコン/JICON」です。
その名は、窯元である陶悦窯「“今”村家」のつくる「“磁”器」であること、
そして、仏教用語の「爾今(じこん)」……
「今を生きる」という意味に重ねて名づけられました。
製品の生い立ちを大切にしながらも、
今の暮らしの中に自然と馴染むものづくりにこだわる大治さんと、
確かな技術を持ちながら、時代に合わせてしなやかに変化を続ける窯元が生み出す、
暮らしを美しく彩る器のブランドです。
大治将典(おおじまさのり)さんについて
手工業デザイナーの大治将典さん。
さまざまな産地に赴き、その産地が培ってきた技術、素材を活かしたデザインを施し、
メーカーと家族のようにブランドを一緒に育てています。
まずはつくり手との会話、そしてつくってきたものをしっかりと知ること。
そのコミュニケーションが生産者の方々との信頼に繋がり、デザインにフィードバックされています。
これまで手がけたブランドは、有田焼の「ジコン/JICON」、真鍮ブランド「フタガミ/FUTAGAMI」、木製テーブルウェア「高橋工芸」など多数。
※「浅葱鼠」、「錆茶」、「菜花黄」は取扱終了です。再入荷はございません。
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ご購入の前に知っておいていただきたいこと
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- その他のご注意
- >> ジコンの「白」は、青白く焼き上がる一般的な有田焼の磁器の色とは異なり、生成りに近いやわらかい白です。お使いのモニターなどにより写真の色味が異なって見える場合がありますのでご了承ください。
>> 底部分にわずかながたつきが見られることがあります。
>> メーカーの品質基準をクリアしたもののみ販売しております。また、当店でもさらに検品を行った後に、お客様にお届けしております。