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鉄瓶 秋の実(釜定)


  • 洗練された佇まいは紅茶やコーヒーにも。写真は「肌」

  • 容量は1.4リットル。鉄瓶は冷めにくいので、ゆっくりとお茶の時間を楽しむことができます。左から「肌」、「あられ」

  • 鉄瓶で沸かしたお湯はまろやかでおいしく、鉄瓶から溶け出した鉄分を含みます。左から「あられ」、「肌」

  • 日本茶と合わせれば純日本的な雰囲気。「あられ」を使用

  • 蓋のつまみは花のつぼみのようなかたち。写真は「あられ」

  • 左が「あられ」、右が「肌」

  • 取っ手は固定されているため、壊れることはありません。熱くなっても安心です。左から「肌」、「あられ」

「釜定」の「鉄瓶 秋の実」は、魔法のやかん……ではありませんが、
普通の水をこの鉄瓶で沸かすことによって、
「鉄瓶」の鉄分が、人の体に吸収しやすいイオン化した状態で水中に溶け出します。
かつ、お湯の味もまろやかになり、さらにそのお湯は冷めにくい。
つまり、「鉄瓶 秋の実」でお湯を沸かせば、お茶はもちろん、ただの白湯でも美味しくなって、
現代人が悩まされている鉄分不足も解消。
いいことづくしの、まさに魔法のようなやかんなのです。

岩手県で明治の頃から100年以上にわたって続く
南部鉄器の老舗「釜定(かまさだ)」が提案するのは、
そんな昔ながらの鉄瓶のよさをそのままに、
現代のキッチンで一年中使いたくなるような軽快でかわいらしいデザイン。

蓋の花のつぼみを連想させる華奢なつまみ、
凹凸のドットのような模様が魅力の「あられ」と、
鉄の肌感を存分に楽しめる「肌」は、
どちらも薄手なつくりで、扱いやすいのです。
外側はともに黒漆で仕上げてあり、
お湯が沸いている時に塗れた布巾で磨けば、艶と光沢が増していきます。

また、吟味した鉄配合に加え、
「焼抜き」という古来の技法を守り、錆止めが施されているので、
長く使っても金気(かなけ/鉄瓶の湯が濁ったり赤くなること)が生じにくいのです。

毎日の使用に耐えうる、むしろ使えば使うほど美しさが増し、
大切に手をかけて育てる幸せを、実感できる「鉄瓶 秋の実」。
生きるうえで欠かせない水を沸かす道具として最適です。

 

鉄瓶の扱い方
  • 【購入してはじめにすること】
    中を軽く水洗いし、2~3回繰り返しお湯を沸かします。
    お湯が澄んでから飲用してください。
     
  • 【湯垢をつけましょう】
    はじめの2週間程度は毎日使用するようにしてください。
    使いはじめて数日経つと内部に赤いサビのような斑点が現われますが、
    そのまま使っていると早ければ1~2週間後くらいから白い湯垢がつきはじめます。
    これが「金気止め」と呼ばれる作業です。
    以降は内部が徐々に白い湯垢に覆われて、サビがつきにくくなっていきます。
    また、この湯垢にはお湯をまろやかにしてくれるメリットも。
     
  • 【使い終わったら】
    乾燥させ、風通しのいい場所で保管します。
    鉄瓶を傷めるため、水を入れたままにせず、使ったら都度中を空にします。
    鉄瓶が熱いうちに中を空にすると余熱で水分が飛び早く乾きますが、水分が残った場合は様子を見ながら弱火にかけ(1分前後)水気を完全に飛ばします。(空炊きに十分ご注意下さい)
    サビ止めになる酸化皮膜や、内側の湯垢を落とさないようにするため、
    使用後も内側を拭いたりこすったりせず、水分を飛ばすだけにします。
    外側は乾いた布でやさしく拭くか、お茶を含ませ固く絞った布で押さえると、
    鉄本来の黒々としたツヤが出てくる効果もあるようです。
    クレンザーやタワシは内外ともに使わないでください。
     
  • 【内側に赤サビが出たら】
    内部が赤くても、水が透明で濁っていなければ問題ありませんので、
    絶対に内側を拭いたり強くこすったりしないでください。
    水がにごるほどサビが出てしまった場合、まだ内部が安定していない時期の可能性があります。
    何度も湯沸しを繰り返し、湯垢の発生を促してください。
    その際内部を乾かすときには空焚きの状態にはせず、
    沸かしたときの熱を利用して乾かしてください。
    何度かこの工程を繰り返すことにより、徐々に湯垢がつき、お湯の赤みが薄れていくはずです。

    またこの工程を繰り返しても落ち着かない場合は、メーカーにて修繕が必要となります。
    その場合、内部に再度「焼き抜き」を行うことになります。
    その際に表面の漆も焼け飛んでしまうため、表面も漆で仕上げ直します。
    料金については状態によって金額が変りますので、まずは当店へご連絡ください。
     
  • 【長期間使用しなかったら】
    慣らし期間が終わった後もなるべく月に1度程度は使用することで、
    鉄瓶をいい状態に保ことができます。
    長期間使用しなかった場合は、使いはじめと同じ作業を行ってください。
バリエーション&商品詳細

クリックで拡大画像をご覧いただけます。

  • 注ぎ口のほうから見るとこのようになっています。左が「あられ」、右が「肌」

  • 底部分は「肌」も「あられ」も同じ。IHにも対応

  • 蓋は驚くほど薄手なつくり。扱いが楽にできます

  • つまみは花の蕾みのよう。穴があいておりわずかに向こう側が覗けます。写真は「あられ」

  • 取っ手は固定されており、倒すことはできません。写真は「肌」

  • 注ぎ口の下には、「南部 釜定」の堂々たる文字が

  • 「肌」は鉄らしさを感じられる風合い。本漆を用いた仕上げを施しており、使うほどに光沢を増していきます

  • 「あられ」は凹凸のドットのような意匠が施されています。こちらも本漆で仕上げています

  • 内側は暗灰色に赤茶色の斑点が見られ、ざらざらとしています。これが湯を美味しくする秘密。決して洗い磨きをしないでください

  • 材質

  • >> お手入れについてはこちら
  • サイズ
  • 肌:φ160×H220mm
    あられ:φ160×H220mm
    ※底面はφ90mm
  • 容量
  • 各1.4リットル
  • 重量
  • 各約1.7kg
  • 備考
  • 直火:○ IH:△ 電子レンジ:× オーブン:× 食器洗浄機:×
    ※底面はφ90mmのため、IHの機種によっては非対応の場合があります。
    詳しくはお手持ちのIHの取扱説明書等をご確認ください。
釜定(かまさだ)について

釜定は、岩手県盛岡市で100年以上の歴史のある南部鉄器の老舗工房。
現在では欧米での個展開催やフィンランド在住経験のある三代目、宮伸穂氏がそのデザイン・制作を手がけています。
連綿と受け継がれてきた南部鉄器の技術と、どこか北欧のデザインを彷彿とさせるようなデザインが融合し、
現代生活にすんなりと馴染む使いやすいかたちが魅力です。

釜定の工房を訪ねて
  • ご購入の前に知っておいていただきたいこと

    クリックで拡大画像をご覧いただけます。

  • 手仕事で一つずつつくられるため、表面の凹凸など、個体差があります。ご了承ください

  • 手仕事で一つずつつくられるため、表面の凹凸など、個体差があります。ご了承ください

  • 手仕事で一つずつつくられるため、表面の凹凸など、個体差があります。ご了承ください

  • 鉄瓶の内側は暗灰色に赤茶色の斑点が見られ、ざらざらとしていますが製品仕様です。内側は洗い磨きをしないようにしてください

  • その他のご注意
    >> 取り扱い説明書をよくお読みのうえご使用ください。
    >> メーカーの品質基準をクリアしたもののみ販売しております。また、当店でもさらに検品を行った後に、お客様にお届けしております。

    【ご使用上の注意】
    >> 使いはじめの2、3回は水を替えながら、沸かした後にご使用下さい。
    >> ご使用後は必ず鉄瓶の中の水を捨てて、余熱か弱火で完全に乾燥させてください。
    >> 内部には絶対に手を触れたり、洗い磨きをしないでください。
    >> 内側に赤く錆が現れることがありますが、沸かしたお湯が澄んでいれば、鉄がこなれるまでの変化の過程であり問題ありません。
    >> 取っ手は倒れないようにつくられていますが、取り扱いの際には鍋つかみをご使用下さい。

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