小さな春の訪れを探して
二十四節気のひとつ、「立春(りっしゅん)」。
読んで字のごとく、
暦の上では春になったということです。
とはいえ、まだまだ氷点下の日もあれば、
雪の日もありそうですね。
2月のことを「如月(きさらぎ)」といいますが、
“着物をさらにたくさん重ね着する”という意味の
「衣更着(きさらぎ)」に由来するとも言われています。
何枚着込んでも、空気が肌を切るように冷たい毎日。
でも、縮こまらずに草木を見上げて見てみてください。
葉っぱが落ちきった枝の先に、
小さなつぼみを見つけることができるはず。
まだまだ固いつぼみですが、小さな春の兆し。
春はもうすぐそこまで来ています。
春と言えば、新学期や新生活をイメージしますが、
4月から年度が切り替わるのが一般的なので、
2月や3月が年度末というかたも多いことでしょう。
ついつい忙しくてバタバタしてしまいがちですが、
意識して立ち止まって、季節の移り変わり、小さな春の訪れを感じたいものです。
2月(立春、雨水の頃)が旬の食べもの
たらの芽、ふきのとう、せり、かんぞう、セロリ、菜の花、わらび、ブロッコリー、カリフラワー、いよかん など | |
さわら、さより、いいだこ、あいなめ、白魚、わかさぎ、あさり、甘エビ、ずわいがに、はまぐり、しらうお、鯛、わかさぎ、あおやぎ、あんこう など |