山桜の弁当箱 (建彦木工)
自然素材のお弁当箱と聞いて思い浮かべる、
趣ある端正なイメージとはまた違った存在感をまとう「山桜の弁当箱」。
ぽってりした厚みや、直線と角の丸みの組み合わせがモダンでカジュアルな印象のある弁当箱です。
栃木県足利市で1世紀以上の歴史を持つ「建彦木工(たてひこもっこう)」で
「NCルーター」と呼ばれるコンピューターを使った造形技術によって木片をくり抜き、
さらに手作業で面取りや滑らかにする仕上げを施されています。
すべてが滑らかで角のない仕上げ。
側面はほどよい厚みがあります。
内側の角も丸みのある仕上げなので、汚れが溜まりづらく隅々まできれいに洗い上げやすいです。
蓋の表側は、縁に向けて薄くなり、丁寧な面取りを施されています。
本体にスライドさせるようにするりとのせれば、
裏側の窪みがかぽっと気持ちのいい音をたててはまります。
底面には下駄のように、四角い出っ張りが二つ。
蓋と本体を留めるバンドが真ん中に収まりやすくなるのと、
たくさん食べたいとき、行楽などで大人数のお昼を詰めたいときは
重ねて2段弁当箱や重箱としても使えるように、とのアイデアから。
仕上げは、使い勝手と木目の美しさを両立させた「ガラス塗装」仕上げ。
塗料を木地の奥深くに浸透させるから、山桜の赤みがかった木目の表情を存分に楽しめます。
それでありながら、無塗装よりも汚れが染み込みにくい効果があります。
木の調湿作用は残るので、ご飯がべちゃっとせず美味しく食べられる、
お弁当箱としていいとこ取りの機能性です。
塗料自体のにおいも少ないため、香りに敏感な人にもおすすめ。
子どもや少食な人には容量約460mlの「S」がよさそうです。
大人の女性の普段のお昼など、容量約530mlの「M」は一般的なサイズ。
大人の男性や育ち盛りの学生など、満足感重視なら容量700mlの「L」がおすすめです。
曲げわっぱとも、編んだかごとも異なる佇まい。
自然素材の弁当箱で、この感じ、新鮮です。
バリエーション&商品詳細
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- 材質
- 山桜(ガラス塗装)
>> お手入れについてはこちら - サイズ
- S:約W180×D80×H55mm(蓋約H10mmを含む)
M:約W200×D80×H55mm(蓋約H10mmを含む)
L:約W200×D100×H55mm(蓋約H10mmを含む) - 重量
- S:約190g
M:約230g
L:約250g - 容量
- S:約460ml(満水)/約368ml(8分目)
M:約530ml(満水)/約424ml(8分目)
L:約700ml(満水)/約560ml(8分目)
※容量の計測方法について - 備考
- 直火:× IH:× 電子レンジ:× オーブン:× 食器洗浄機:×
建彦木工について
栃木県足利市で明治25年に創業。
同地で1世紀以上の歴史を刻む「株式会社昭栄家具センター」から生まれた「建彦木工」。
「彫る、削る、組む、接ぐ」の技術を活かして
プロダクトから家具まで幅広い木工品の製作を行います。
森で生まれた木がかたちを変え、人々の暮らしの中で寄り添い、
活かされる道具として新たな命を輝かせることができるよう、
「森と使う人の橋渡しをする」を理念に、さまざまな木工製品の企画・製造・販売を手がけるブランドです。
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ご購入の前に知っておいていただきたいこと
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- その他のご注意
>> 使用しているガラス塗料は、水とガラス質が主成分の水性無機質塗料です。そのため体に害がありません。耐水性、耐摩耗性、劣化防止力があります。
>> 底や蓋部分に、わずかながたつきが見られることがあります。
>> 自然素材を使用し、一つ一つ手作業でつくられているため、かたちのゆがみ、色やサイズの個体差があります。一期一会をお楽しみください。
>> 一つ一つ手作業でつくられているため、傷のような作業痕が残る場合があります。また、凹みなどは、木がもとから凹んだ状態だった場合があります。
>> メーカーの品質基準をクリアしたもののみ販売しております。また、当店でもさらに検品を行った後に、お客様にお届けしております。
【使用上のご注意】
>> 付属の取扱説明書をよく読んでからお使いください。
>> 急激な温度変化により木がねじれたり、反ったり、歪んだり割れたりします。温度の高いものを入れる際には、十分に冷ましてから入れてください。また、ご飯類を入れる際は、特に十分に冷ましてから蓋をしてください。万が一、反りや歪みが生じた場合は、続けて使用せず、十分に乾かして反りと逆向きに置いておくと少しずつ元に戻ります。
>> 油分などは、染みとなりやすいです。長く使い続けていくと色も馴染んでいきます。染みなどが気になる場合は、油分の多い食材を入れる際はクッキングペーパーやワックスペーパーなどを利用することをおすすめします。
>> 耐水性のガラス塗料を施していますが、洗浄する際はあまり強くこすらず、水に浸けたままにしないでください。
>> 使いはじめは少しにおうことがありますが、洗浄するとすぐににおいは気にならなくなります。
>> 濡れたままにしておくとカビや染み、割れなどの原因となります。使用後は乾いた布巾で拭き、十分に水気を取って自然乾燥させてください。
>> エアコンの風や直射日光の当たる場所での保管は避けてください。温度や湿度などの変化によって、反りやねじれが起こります。