料理家の渡辺有子さんがディレクターを務める
「フードフォーソート／FOOD FOR THOUGHT」のオリジナルグラス。
ワイングラスをぎゅっと縮めたようなかたちのそれは、
背の高さ約12.5cmと小ぶり。
おかげで安定感が増し、親しみやすさもぐっと湧きます。
背が低く、お皿やお椀といった普段使いの器と共に食器棚に収納しやすいから、
ワインだけでなく水やジュースを注いで
ついつい毎日の食卓に登場させたくなるのです。

普段使いなのに、いつもの飲み物がちょっとおすましして見えるのは、
指先に伝わる華奢な脚の感触のせいかもしれません。

もちろんワイングラスとしても。
すこーし内側に向かってすぼまった口が、
香りをしっかり鼻先まで届けてくれます。

口縁部は小さなスプーンを差し込む広さも十分あるので、
カットフルーツにアイスやヨーグルトなどを盛り合わせて、
デザートカップとしても。

東京で一つ一つ手吹きで製作されています。
なんてことないかたちなのに、
毎日使えて、しかも、使うたびにうれしくなる。
そういうグラスは、なんだかんだ言って、そうない気がします。