なんとなく、懐かしい響きの「風呂敷」。
ところがどうして、１枚あると便利で、サイズ違いならばより勝手が広がって、
現代生活に取り入れないのは勿体ないほどのアイテムです。

京都の老舗風呂敷メーカー・山田繊維株式会社が手がける「こはれ」は、
普段使いでも、ちょっとしたハレの日にも活躍する風呂敷シリーズ。
型染めユニット「kata kata」とコラボレーションした「ねこととり」「ハチドリ」は
どちらも幸運を連れてきてくれそうな、縁起のよい絵柄です。

「ねこととり」は、「ピンク」と「グリーン」の原っぱのような模様の合間から
顔を出すねこととりが愛らしい風呂敷。
黒猫は、その昔「福猫」と呼ばれ、魔除けや幸運などの象徴とされていました。
また干支の一つでもある酉（とり）は「お客を取り込む」として、これまためでたい謂れがあります。

一方「ハチドリ」は、大輪の花と蔦の間を忙しく飛び回るハチドリの様子が明るい色調で描かれ、
「グリーン」と「キイロ」の鮮やかな２色が、独特な世界観をさらにひき立てています。
南米で語り継がれる話の中で、ハチドリは小さなことでも、
できることをコツコツと積み重ねることの大切さを表すとされ、特別視されている動物だそう。

サイズは「45cm」と「70cm」の２種類で、使い勝手は本当に様々。
スタンダードはお弁当包み。
綿100%で丸洗いできるから、ハンカチとしてもどうぞ。
端と端を結べば、バッグやティッシュケースのカバーにも。
一人二役にも三役にもなってくれます。

めでたい絵柄だから、贈りものやお祝い事にはもってこい。
ワインボトルをスマートに包めたら、一目置かれること間違いなし。
包みごと渡して、風呂敷の輪を広げるのも良いですね。

その楽しさ、便利さを知ってしまったら、
もう“風呂敷のある生活”から抜け出せなくなってしまいます。