型染うちわ (柚木沙弥郎)
日本の暑い夏を乗り切る昔ながらの知恵は、今も暮らしの中に見られます。
打ち水、扇風機、冷やしタオル……。
体感温度を下げるのはもちろん、風鈴やガラスの食器、蚊やりのデザインなど、
目や耳から涼を呼びこむことにも、日本人は工夫を凝らしてきました。
実用だけでない、暮らしを楽しもうとする姿勢がそこにはあります。
あおいで風を起こす用途だけでなく、姿やかたちで夏を味わう「うちわ」。
染色工芸作家・柚木沙弥郎(ゆのきさみろう)さんの「型染うちわ」は、
うちわの三大産地の一つ、香川県丸亀にてつくられています。
しっかりとした持ち手から細やかに広がる竹の骨。
厚手の和紙は、風をたっぷり送ってくれます。
型染めは岩手の染物工房で、一つ一つ丁寧に染め上げられています。
使いやすさもさることながら、目に楽しくて、元気をくれる型染めの模様たちが秀逸です。
藍色が涼しげな「なす」「双魚(そうぎょ)」「山に雲」に「青海波(せいがいは)」。
「柏」や「家」「相撲」などインパクトのある色使いは、
浴衣の後ろ姿で断然映えることでしょう。
暑い時期が過ぎたら、インテリアとしても活躍します。
壁に飾ったり、壺に挿しておいたり。
室内の空気を一変させてしまう存在感は、
さすがとしか言いようがありません。
バリエーション&商品詳細
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- 材質
- 女竹(めだけ)、和紙
- サイズ
- W290×H410mm
柚木沙弥郎(ゆのきさみろう)について
1922年、画家の家に生まれた柚木沙弥郎は、
戦後、民藝運動の創始者・柳宗悦に傾倒し、
民藝作家の中でも型染めの第一人者である芹沢銈介に弟子入りします。
大胆かつ調和のとれた色使いは芹沢作品の特徴を継承しつつ、
動物や自然をモチーフとしたデザインには、
どこか頬が緩むようなお茶目さやあたたかさといった柚木独特のセンスが光ります。
国外でも評価の高い彼の作品には多数のファンがいますが、
今もなお、ジャンルを超えて多くの若手作家に影響を与える存在でもあります。
※こちらの商品は、2022年6月入荷分より価格が変更になりました。
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(税抜価格 3,600 円)
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