出西窯、石州嶋田窯、福光焼の買いつけ品を販売します!
2024年8月12日 / 実店舗便り
こんにちは、スタッフのミナミです。
「出西窯」、「石州嶋田窯」、「福光焼」の買いつけ品を
店頭にて、2024年8月20日(火)に販売いたします!
「出西窯」は、先日「商品担当のあれこれ日記」で買いつけの様子も含めて、
お取り扱いがはじまることをお知らせしていました。
そこに「石州嶋田窯」と「福光焼」の買いつけ品も含めて、
普段当店では取り扱いのない品々を一挙販売いたします。
【出西窯】
1947年に5人の青年によって創業された「出西窯」。
仏教の精神、教えを取り入れながら、柳宗悦氏、濱田庄司氏、バーナード・リーチ氏などの
民藝運動の中心人物から指導を受けられました。
現在では約15名の陶工が、手仕事にて作陶し続けています。
現在の代表の多々納(たたの)真さんは、日本民藝協会の専務理事も務め、
民藝を代表する窯元の一つです。
今回は、平皿や飯碗、丼、湯呑、カップアンドソーサーなど、
多種多様に買いつけてきました!
代表的な「出西ブルー」と呼ばれる美しい青色の器はもちろん、
白掛地釉や飴釉など、釉薬の種類もさまざま。
他にも、側面が無釉の土の質感が存分に楽しめるボウルなど、
たくさんの種類が並びます。
【石州嶋田窯】
島根県江津(ごうつ)市で昭和10年(1935年)に開窯された「石州(せきしゅう)嶋田窯」。
現在でも登り窯を使用している唯一の「石見焼」の窯元です。
伝統的工芸品にも指定されている石見焼。
もともと焼き物の盛んだった同地域では、
丈夫な陶土を生かして水がめなど保存用の道具も多くつくられていたそう。
「毎日の暮らしに使える雑器をつくっている」と窯主・嶋田孝之さんが語る通り、
気兼ねなく使える値段も、日々の道具として魅力の一つです。
深さのある丸鉢や楕円形の平皿が揃い、
どれも藁灰釉や呉須、黒飴釉などの釉薬から選べます。
色違いで揃えたくなりますね。
そして、高円寺実店舗の店先にある傘立ても、石州嶋田窯のもの。
こちらもご購入が可能ですので、気になる方はスタッフまでお声がけくださいませ。
【福光焼】
鳥取県倉吉市にある地域の名前を冠した「福光焼」。
民藝運動の中心人物・河井寛次郎氏の弟子であった生田和孝氏のもと、
丹波で修行を積んだ河本賢治さんは、
1980年の開窯以来、蹴ろくろ、登り窯という方法を守り作陶を続けてきました。
薪を使って焼き上げる登り窯も、回転が一定でない蹴ろくろも、
より効率的に均一なものをつくろうとするなら選ばない手段ですが、
人の力を超えた美しいものが生まれる喜びを知ってしまったつくり手には、大きな魅力なのだそう。
登り窯の中で、薪の灰がかかってガラス質になり、
ところどころキラキラと輝く自然釉などは、その例の一つ。
福光焼からは、かわいらしい持ち手のついたボウルや
寒くなってくるこれからの季節に重宝しそうなスープ碗、
お茶の時間を彩ってくれるポットやミルクピッチャーなどを買いつけてきました。
どれも秋から冬にかけて活躍してくれる器ばかり。
定番ではお取り扱いのない商品になるので、
気になる方は、ぜひcotogoto高円寺実店舗へお立ち寄りくださいませ。
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〈 販売予定日 〉
2024年8月20日(火) 11:00~ 販売開始
※無くなり次第販売終了となるため、お早目のご来店をおすすめしています。
※買いつけ品のため、再入荷の予定はございません。
※お取り置き、通信販売は承ることができません。
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