かご・ざる展ワークショップレポート
2024年8月11日 / 実店舗便り
こんにちは、スタッフのミナミです!
cotogoto高円寺実店舗の一大イベント「かご・ざる展」。
会期中、8月4日(日)は「Basket Moonさんに教わる、柳のオーバルパントレイ」、
8月7(水)、8日(木)には、「竹細工職人 勢司恵美さんに教わる、手つき六つ目竹かご」の
かご編みワークショップを行いました。
今回はその様子をお伝えします!
●8月4日(日):「Basket Moonさんに教わる、柳のオーバルパントレイ」
みなさん、珍しい柳の枝に興味津々。
今回は、底部分をBasket Moonさんが編んできてくれていたので、
側面を編む下準備からスタートしました。
側面を編むための枝を底面に差し込み、
編みやすくなるように、差し込んだ枝に癖をつけ、編んでいきます。
途中、指を入れることができる空間をつくる作業になると、洗濯ばさみが8個登場。
オーバル形の両端にそれぞれ4個ずつ取りつけます。
そして、洗濯ばさみの上を同じように編んでいくと空間ができ、きれいなカーブに。
作業中は、Basket Moonさんが修行で訪れた
ラトビアやデンマークでのかごづくりについてお話をしてくれたり、
柳の枝の特徴についてなど、たくさんのことを教えてくださいました。
楽しく作業が進み、あっという間に完成!
どれも美しく、上手にできていて、みなさん大満足のご様子。
小物入れや名前の通りパンを置いてみようという方や、
愛でるために当分は目に入るところに置いておくという方も。
完成したオーバルトレイを手に、想像を膨らませていました。
●8月7(水)、8日(木):「竹細工職人 勢司恵美さんに教わる、手つき六つ目竹かご」
「手つき六つ目竹かご」のワークショップは、10:00~17:00までと長丁場。
みなさんやる気満々でご参加いただきました。
こちらも底面は用意されている状態からスタート。
勢司さん曰く、「底から側面を編み出すところが一番難しい」と
ワークショップ開始から難関が待ち構えていました。
竹が割れないように、慎重に作業していきます。
集中していて、勢司さん以外の声は聞こえません。
難しいポイントを終えて、六つ目編みのコツがつかめてくると、テンポよく編み進めていました。
側面が編み終えたところで、一度お昼休憩を挟み、
午後からは、縁の仕上げと持ち手づくり。
今回は籐を使って縁と持ち手を仕上げました。
籐を縁や持ち手に巻きつけていくのも力が必要で、
みなさん指先を赤くしながら、一生懸命作業していました。
そして、最後に底に力竹を差し込んで完成!
人によって、直径の大小が違っていたり、
持ち手のかたちに特徴があったり、個性が出ていて完成品を眺めるのが楽しかったです。
ワークショップ後は、多くの方に「楽しかった」、
「またかご編みのワークショップを開催してほしい」など、
こちらがうれしくなるようなお言葉をたくさんいただきました。
また、みなさんに楽しんでもらえるワークショップを開催できるように頑張ります!
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