堀畑蘭展
2024年4月12日(金)
~4月22日(月)
華やかな色使いと緻密な図柄の絵付けが特徴の堀畑蘭さん。
九谷焼の技術を習得後、陶芸とガラスを学ぶためデンマークへ留学。
帰国後は「九谷青窯」に入社し、九谷焼の伝統を学びつつ、
今の暮らしで使い勝手のいい器づくりに取り組んでいました。
現在は独立後、石川県野々市市で自身の窯をつくり、数々の魅力的な器を制作されています。
本展では、花や果物、動物などのモチーフが描かれた、
春の食卓で使いたくなるような心弾む絵柄の器が数多く揃います。
大皿や小皿、飯碗に鉢など器の種類も多種多様。
手作業で描かれているため、同じ絵柄でも風合いが異なるのも魅力の一つ。
その違いをぜひお手に取ってお楽しみください。
4月13日(土) 11:30~17:00頃まで、堀畑さんご本人が在店してくださいます。
直接作品について伺える機会ですので、ぜひお立ち寄りください。
美しい色彩と筆の躍動が感じられる絵付けで
料理を引き立てる
大胆で華やかな絵付け、緻密な図柄、
そこに「盛りつけたときの器と料理のバランス」という心遣いを加えることで、
どんな料理もしっくりと美味しそうに見せてくれる堀畑さんの器。
九谷焼の技術を最大限に活かしつつ、現代の食卓でも使いやすいのが特徴です。
「たくさんの人に一目惚れしてもらえる器」を目標にする堀畑さんの志通り、
目に飛び込んでくるのは、彩り豊かな絵付けの数々。
花や桃、動物に不老長寿の図柄とされている唐の子供が描かれた「唐子絵」、
タイルをモチーフにした文様など、色々な絵付けで私たちの目を楽しませてくれます。
図柄やかたちによって、磁器の質感を感じられる艶のあるものや
マットな質感の白磁があったりなど、器の質感もさまざま。
春らしい鮮やかな色彩と、のびのびとした線で描かれる絵付けに、
心もときめく器ばかりが揃っています。
主な取り扱い作品
▲大皿
▲平皿
▲角皿、楕円皿
▲豆皿、小皿
▲飯碗、どんぶり、鉢
▲蕎麦猪口、湯呑、マグカップ
作家について
堀畑蘭さん
1994年、石川県生まれ。
地元である九谷焼技術研修所で九谷焼の技術を習得後、デンマークに留学し、
専門分野を学べる教育機関である「ボーンホルムス・ホイスコーレ」にて
陶芸とガラスを4ヵ月間学びます。
そこには、得意の九谷焼の上絵付けの道具を一切持って行かず、
土ものや薪窯など、九谷焼とは違う焼きものの世界に積極的に触れたのだそう。
帰国後は「九谷青窯」に入社。
九谷焼の伝統に根ざしながら、現代の生活で使いやすい器づくりに取り組みます。
そして3年間の修練ののち、2020年に独立し、
2023年に石川県野々市市にて築窯。
「のんびり好きなものを制作していた」デンマークでの日々から、
九谷青窯では「使い勝手のよい器について日々模索した」と、当時を振り返る堀畑さん。
広い視野を持って世界中の魅力的な器から刺激を受けながら、
「たくさんの人に一目惚れしてもらえるうつわ」を目標に、制作を続けています。
堀畑蘭展
開催概要
【会期】
2024年4月12日(金)~4月22日(月)
無休 11:00~19:00
【会場】
cotogoto(コトゴト)
〒166-0003
東京都杉並区高円寺南4-27-17-2F
(JR中央線・総武線 高円寺駅 南口より徒歩1分)
詳しくはこちら
【在店日時】
4月13日(土) 11:30~17:00頃