星の宮製陶
高橋あい展
2024年3月1日(金)
~3月11日(月)
島根県にある民藝の窯元「出西窯」で学んだ後、栃木県益子町で活動する、陶芸家・高橋あいさん。
山陰民窯の釉薬と益子の土を融合させて、
深い色味で、かわいらしく温かみのある器をつくられています。
本展では、丸や角、楕円など多様なかたちの皿や、
鉢、飯碗などさまざまな作品が揃います。
一つ一つの器の、風合いの違いをぜひお手に取ってご覧ください。
3月2日(土) 11:00~17:00まで、高橋さんご本人が在店してくださいます。
直接作品について伺える機会ですので、ぜひお立ち寄りください。
落ち着きある色の釉薬、表情豊かな模様が
温もりを感じさせる器
こっくりした色味の「飴」や「緑飴」、模様の風合いが浮き立つ「灰」、
化粧土の有無によって異なる色味や濃淡を見比べるのも楽しい「呉須」。
民藝の器らしい彩りの、生成色に青緑と茶が映える「三彩」。
高橋さんの器は、食卓に落ち着きをもたらしてくれる深みのある色味が特徴的です。
作陶にあたっては、土は益子のもの、
釉薬は山陰民窯で使われるものを自ら調合して使用しています。
特に飴釉は、少しの赤味と深みのある色味に仕上がるよう、
何度も試験を重ねたこだわりの色なのだそう。
手仕事の温かみを感じられる表情豊かな模様も見どころです。
縄のような模様を散りばめた「縄紋」や、鎖のようなモチーフが連なる「押紋」。
刷毛で力強い模様を描く「刷毛目」にはさまざまな模様があります。
異なる色の釉薬のコントラストが美しい「掛け分け」の技も見逃せません。
一つ一つ個性豊かな手仕事の器の味わいをお手に取ってご覧ください。
主な取り扱い作品
▲3.5寸平皿
▲7寸縁付平皿
▲角皿
▲楕円皿
▲八角皿
▲長皿
▲角鉢
▲飯碗小
▲箸置き
作家について
高橋あいさん
1994年、島根県安来市生まれ。
大学時代、陶芸の授業をきっかけに、焼き物に興味を持ちます。
卒業後は、島根県出雲市にある民藝の窯元・出西窯にて約3年間修業の後、
栃木県益子町へ移住。
独立後、2024年1月に完成したばかりの新しい工房で、器づくりに取り組んでいます。
すべて自ら調合する釉薬、白化粧土が織りなす色味や、
温かみある模様、釉薬の掛け分けが美しい器をつくられています。
益子の土と山陰民窯の釉薬とを融合させて、
現代の生活スタイルに馴染むデザインの器づくりをされています。
星の宮製陶 高橋あい展
開催概要
【会期】
2024年3月1日(金)~3月11日(月)
無休 11:00~19:00
【会場】
cotogoto(コトゴト)
〒166-0003
東京都杉並区高円寺南4-27-17-2F
(JR中央線・総武線 高円寺駅 南口より徒歩1分)
詳しくはこちら
【在店日時】
3月2日(土) 11:00~17:00