商品担当のあれこれ日記
2023年5月公開
title：沖縄出張に行ってきました
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ゴールデンウィークに入る前の４月下旬、
やちむんや琉球ガラスのつくり手の方に会いに、沖縄本島を巡ってきました。
cotogoto実店舗では、2023年2月に「読谷やちむん市 in cotogoto」を開催。
70軒を超える窯元がある沖縄県読谷村で、毎年開催されている陶器市、
「読谷やちむん市」のプロモーションをさせていただきました。
今回はそのときにお世話になった方や、すでにおつき合いのある方、
またずっとお会いしたいと思っていた方など、総勢13軒のつくり手さんを訪ね
ご挨拶や買いつけをさせていただく旅になりました。
今回は訪問の様子をダイジェストでお見せします。
まずは以前からおつき合いをさせていただいている方へのご挨拶。
沖縄らしい唐草の絵付けが人気の「陶眞窯」さんへ。
素敵なショールームと工房が併設されていました。
工房見学だけでなく、特別に少しだけ買い付けもさせていただきました。
那覇の「壺屋やちむん通り」では「カマニー／Kamany」でお馴染みの
「育陶園」さんにお邪魔しました。
直営店の近くにある工房へ。
沖縄の守り神として屋根や門などに飾られる「シーサー」を
実際につくっているところにも立ち会えました。
命が吹きこまれていくような感じがして、魅力的な現場でした。
沖縄の器と言えば、やちむんだけでなく琉球ガラスも人気です。
お皿を販売させていただいたこともある、「ガラス工房清天」さんにもご挨拶。
開放的な工房で、製作の様子を拝見できました。
炉に近づくとすごい熱風が。
これからの暑くなる季節は、やはり大変だそうです。
その他、いままでおつき合いのないつくり手の方にもお邪魔して、
工房を拝見したり、お話をさせていただきました。
泡盛などのビンを再利用する琉球ガラスの工房では、
つくり方や素材について、じっくりお話を伺いました。
美しいワイングラスも……このような廃瓶でつくられます。
廃瓶は近所の居酒屋からもらうこともあるそう。
やちむんの工房もたくさんお邪魔しました。
線彫りと呼ばれる伝統的な技法を拝見したり、土づくりをしている工房の見学も。
なんと首里城の復刻に使われる土をつくっているのだとか！
どの工房もどこを撮影しても絵になり、
皆さんのこだわりや仕事を肌で感じることができる、
魅力あふれるところでした。
工房では素敵な器でのおもてなしも。
実際につくった方に、ご自身の器でおもてなししていただくのは
何とも贅沢な体験ですよね。
そんなこんなで、たくさんのつくり手の方にお会いすることができました！
（今回は一部のみの紹介でした。ご紹介しきれなかったつくり手のみなさま、すみません……）
つくり手の方とお話をしているなかで、
コロナ禍が落ちつきだし、沖縄の手仕事の道具の需要が非常に上がり、
うれしい悲鳴を上げている方が多かったのが、非常にうれしいことでした。
ただ、なかには、一時の流行りではと危惧されている方も。
ご縁があっておつき合いがはじまった方とは、
細くても長くおつき合いしたいなと、改めて思った旅になりました。
今回の旅で買いつけしてきた商品は、順次、高円寺の実店舗で販売します！
改めてお知らせしますので、ぜひお楽しみに。
■おまけ
出張ではたびたび地元のスーパーに立ち寄ります。
沖縄料理の調味料のパッケージにも、伝統的なやちむんを発見。
沖縄では、本当にやちむんが身近なものなんですね。
item
陶眞窯
カマニー／Kamany
