cotogotoスタッフの愛用品じまん
スタッフが日々愛用している道具への愛を、
独断と偏見を交えながらご紹介!
2023年1月公開
キッツさんの愛用品
こんにちは、cotogotoのキッツです。
入社して間もない頃、
「庖丁工房タダフサ」の「包丁基本の3本」を紹介するページの
再編集を担当させてもらうことになりました。
「パン切り」の動画作成のために色んなパンを切ってみて、
その切れ味に感動するあまり
使用した包丁をその場で買い取り、連れて帰ってしまうほどでした。
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好きなところ その1
とにかくきれいにパンが切れる!▲やわらかめのパンとかためのパンの切り方を紹介した動画。
動画のように、どちらのパンもきれいに切ることができます。パン派の我が家では、
ホームベーカリーで焼いた食パンが毎朝の定番。
週2回パンを焼くので、パン切り包丁の出番も必ずあります。
焼きたてふわふわの状態から粗熱を冷まして、
「いざ!」と食パンを切り分けていくのですが、
その切れ味に満足いくパン切り包丁には
なかなか出会えていませんでした。
当時使っていたのは刃渡り15cmほどの波刃で、
切るたびにパンくずがたくさん出るのと、
真っ直ぐに切れないのが悩みでした。
一方、真っすぐな刃が主で、先端だけ波刃仕上げの
「庖丁工房タダフサ」の「パン切り」が我が家にやって来てからは、
その悩みは一気に解消されました。
断面が惚れ惚れするほどきれいに切れて、パンくずもとっても少ないのです。
まず手前の真っ直ぐな刃を引くようにして、切れ込みを入れていきます。
さっさと切り進められる分、往復回数も少なくて済むからか
やわらかい食パンもつぶれません。
切り進めて、下のミミの部分まで辿り着いたら
最後は先端の波刃部分で切り離します。
▲先端だけに施された波刃。かためのパンと相性がよく、切るときにきっかけをつくりやすく、つぶさずにすっと切れます
この波刃部分、かためのフランスパンを切るときには
とっかかりづくりに活躍します。
他にもピザやホットサンドの切り離しにも、
この刃のかたちが頼りになります。
一般的には、波刃のパン切り包丁が多いですが、
やわらかい食パンには真っ直ぐの刃部分が活躍するんだな、
というのが使ってみた実感です。
かためのパンのとっかかりや
切り離しには波刃……と使い分けることによって、
どんなパンでも気持ちよく切れるんですよね。
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好きなところ その2
風合いよく、握りやすい持ち手▲持ち手が握りやすいおかげで、刀身が長くても安定して切れます。ホットサンドやかためのパンなど、切るのに苦労するパンでも手がぶれにくく、しっかり切れます
「パン切り」の持ち手は丸みも厚みもしっかりあって握りやすい、
独特のかたちだと思います。
刀身が長くてもしっかり安定して握れるから、
具沢山のホットサンドやフランスパンなどのかためのパンも、
刃が乱れることなく真っすぐ切れるんです。
▲重すぎず、太すぎず、長すぎない、手が小さめの人でも扱いやすいかたちの持ち手。デザインはプロダクトデザイナー柴田文江さんが手がけています
素材は「庖丁工房タダフサ」が特許を持つ、
栗の木を炭の一歩手前の状態にした「抗菌炭化木」。
水に強いので我が家でも気軽に扱っています。
木製の持ち手は素敵だけど扱いが難しそう……と心配していましたが
使いはじめて1年経っても腐食することもなく、
きれいな状態を保っていますね。
何より、この栗の木の落ち着いた風合いとか
さらりと手のひらにやさしい質感も好きなんです。
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好きなところ その3
研ぎ直しができて、一生使い続けられるところ▲研ぎ直しの他にも、刃欠けや持ち手の交換なども有償で行ってくれます。長くつき合っていけるのはうれしいポイントです。詳しくは同梱されている「庖丁問診表」をご確認ください
刃が波型のパン切り包丁は研げないのが一般的。
切れ味が衰えたら捨てるしか選択肢がないことが多いのです。
それが「残念だな」とずっと思っていたので、
「庖丁工房タダフサ」の「パン切り」は
真っすぐな刃はもちろん、波刃も有料で研ぎ直しをしてもらえるのは、
うれしいポイントでした。
使いはじめてちょうど1年。
まだまだ健在で、ダメになりそうな予感は一切ありませんが、
いずれ切れ味が鈍ったとしても、
研ぎなおすことができるので安心です。
真っ直ぐな刃の部分は自宅のナイフシャープナーでも研げるのですが
それで大事な包丁をダメにしたくない……と話していたら、
夫は包丁研ぎに挑戦したくなったようで、
真っすぐな刃の部分だけでも研ぎたいと、
同ブランドの「砥石#800基本セット 中砥石+砥石台」を
検討中でもあります。
波刃の切れ味が悪くなったときに、研ぎ直しサービスを利用してみようと思います。
大事な道具ですから、手を入れながら長く使っていきたいです。
パンを切ることに特化し、使い勝手を追求した道具だからこそ、
パン好きな人におすすめしたいです!
大好きなパンの断面がボロボロになってしまったり、
薄さがまちまちだと残念な気持ちになりますよね。
「庖丁工房タダフサ」の「パン切り」の切れ味は、
やわらかい食パンなどにも、
フランスパンなどのかためのパンにも申し分なしです。
ホームベーカリーでなくとも、
パン屋さんでカットしてもらわず一斤ごと買って、
自分で厚みや枚数を調節したいときにもいいと思います。
きれいにカットされ並んでいく様子は、気持ちいいですよ。