cotogotoスタッフの愛用品じまん
スタッフが日々愛用している道具への愛を、
独断と偏見を交えながらご紹介!
2022年11月公開
メグミさんの愛用品
こんにちは、cotogotoのメグミです。
台所のコンロ脇にある「月兎印」の「スリムポット」とは、
かれこれ20年近いおつき合い。
コーヒーやお茶を淹れるときには必ず登場する、
我が家ではなくてはならない定番の道具です。
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好きなところ その1
湯量を調節しやすい注ぎ口「買ったのはいつだっけ?」と思い出すのに苦労した程なのですが、
約20年前に夫がコーヒーにはまって、
家でもコーヒーをドリップで淹れるようになったタイミングでした。
そのときポットをはじめ、コーヒーミルやドリッパーなど
道具選びを私が担当したんです。
ドリッパーとして購入したのが「スリムポット」でした。
▲お湯を細く注ぐことができる注ぎ口。大きく傾ければたくさんのお湯が出、傾きを小さくすれば湯量を少なくできます
まず薬缶でお湯を沸かしてから、この「スリムポット」に移して使っています。
琺瑯なので、直火にかけてお湯を沸かすこともできるのですが、
そうすると持ち手が熱くなってしまうので、
ドリップみたいな繊細な作業がしにくくなってしまうんですよね。
ミトンや布巾などを使えばいいのかもしれないですが、
そうすると持ちにくかったり、手間だったりするので……。
「スリムポット」は注ぎ口が細くて、傾け具合で湯量を調節できて、
程よい量でドリップすることが可能。
横着して、薬缶から直接ドリップに挑戦したこともあるのですが、
注ぎ口が大きいこともあって、お湯がドバッと出てしまって……。
美味しいコーヒーにはなりませんでしたね。
「スリムポット」でゆっくりドリップしながら、蒸らされたコーヒーの粉が
ふわふわと膨らむ様子を見るのが、
1日2回のコーヒー時間の楽しみです。
大学1年生になる娘はコーヒーを飲まないのですが、
お茶を淹れるときに沸いたお湯を「スリムポット」に移し替えて、
茶海のように湯温を冷ますため使っています。
他にもインスタントのスープをつくるときでも、
一旦「スリムポット」に移してから使うことが多いですね。
注ぐ量の調節がしやすいので、急須にもマグカップにも、
適切な量を注ぎやすいのがいいところです。
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好きなところ その2
扱いやすいサイズ▲サイズは「0.7L」(左)と「1.2L」(右)の2種類です。
写真は「ホワイト」月兎印の「スリムポット」の2サイズあるうち
小さい方、「0.7L」を選びました。
家族3人分の飲み物を淹れるのに充分な大きさですし、
1人分のコーヒーを淹れることもあり、「1.2L」だと大きすぎてしまうので
「0.7L」は我が家にはぴったりのサイズでした。
「五徳に乗せるなら大きい方が安定するかな?」とも思ったのですが、
直火にかけることを想定していなかったので
自然と「0.7L」を選びましたね。使ってみると、軽い分手首への負担が少なくて、ドリップするときも楽々。
「1.2L」の方だったら、お湯を入れると重かったかもしれません。
我が家ではこのポットにはお湯を入れるだけなので、
大したお手入れはしていないのですが、
洗うときもコンパクトで助かっています。
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好きなところ その3
ずっと眺めていたい姿▲すぐ手に取れて、使っていないときでも眺めていられるよう、
「スリムポット」の定位置はコンロ脇の調理台20年前、結婚や出産を機に家にいる時間が増えて
家の中で使う道具やインテリアも増えました。
台所の道具を選ぶときはシンプルで、装飾がなくて、
長く使えるものを基準にしています。
素材は琺瑯かステンレス、もしくは木製で、
色は飽きがこないでずっと使い続けられる白……それと黒もありますね。
ふとした出来心から、赤や青、緑なんて色を選んで買うこともあるのですが、
飽きていつの間にか使わなくなってしまって……。
後から後悔することがほとんどなので、そこから学びました。
そんな私の物選びの基準に
購入当時ぴったり当てはまったのが「スリムポット」でした。
飾り気がなく、シンプルなかたちに 潔い白も、清潔感も、
見ていて気持ちいいですよね。
そんな琺瑯製の佇まいが以前から大好きだったことも、大きな購入の後押しに。
私は好きなものは出して眺めていたい派なので、
すぐに使えてキッチンでもよく目が行くコンロ脇が定位置です。
飽きがこないデザインだからこそ、ずっと使い続けてこられたと思います。
長く我が家の台所で活躍してくれている「スリムポット」ですが、
単身赴任が決まった夫も同じものを持っていきたいと言うので、
2台目を購入しました。
それも全く同じ色とサイズで。
20年間も使い続けられる丈夫さや変らない使い勝手のよさ、
デザインのシンプルさは、すごいことだなと改めて思います。
お湯を沸かしたらコンロ脇の「スリムポット」に、というのは
我が家の定番の流れ。
家族みんなのお気に入りの道具が
これからも長く活躍してくれるように、丁寧に使っていきたいです。