つくり方
1.エビは尾を残して殻を剥き、竹串などで背わたを取ります。油跳ねを防ぐため尾の先を落とし、丸まるのを防ぐため腹と背に斜めに切り込みを入れます。
2.1のエビをボウルに入れ、(A)を揉み込みます。
3.小麦粉、溶き卵、パン粉の順で衣をつけます。
4.フライパンに揚げ油を2cmほど入れて中火で熱し、菜箸を入れたときに泡がしゅわしゅわと出てくるくらいまであたたまったら(約170℃)、3を入れてときどき転がしながら1~2分揚げます。衣がキツネ色になったら油から上げます。
ポイント!
エビをきちんと下ごしらえすると、調理の安全や仕上がりに差が出ます。
尾は内側に空気と水分を含んだ箇所があり、加熱すると破裂して油跳ねの原因に。尾の先をかたちにそって斜めに落とし、中の空気と水分を抜いておきましょう(写真1)。
また、加熱による丸まりを防ぐためには筋切りをします。腹側、背側ともに、包丁で赤線のように斜めに尾の内側まで切り込みを入れ(写真2)、両手で持ってしごくように伸ばします(写真3)。