つくり方
1.ゴーヤは縦半分に切って種を取り、5㎜幅に切ります。とうもろこしは、生のまま包丁で実をこそげ取ります。玉ねぎはくし形に切ります。
2.フライパンにサラダ油を中火で熱し、1を炒めます。
3.溶いた(A)を回し入れ調味し、火を止めます。粗熱が取れたらかつお節を振ります。
独特な苦みがあるゴーヤと、やさしい甘さのコーン。
鮮やかな緑色と黄色が食欲をそそる夏野菜を合わせて、味噌炒めに。
コーンと味噌がゴーヤの苦みを和らげて、食べやすくなります。
シャキシャキとした歯ごたえも心地よく、ごはんが進む夏のおかずです。
「ゴーヤとコーンの油味噌炒め」に一手間加えて別の料理へと変身させる「リメイクレシピ」は、
もちもちとした食感がやみつきになる「ゴーヤとコーンの焼うどん」と、
食欲が落ち気味なときでもサラっと食べられる「ゴーヤとコーンの冷や汁」です。
基本のおかず
ほのかな苦みと歯ごたえが食欲をそそる
ゴーヤとコーンの油味噌炒め
材料(1人分)
ゴーヤ…1/4本(50g)
とうもろこし
…1/4本(正味40g)
玉ねぎ…1/6個(30g)
サラダ油…小さじ1
(A)
味噌…大さじ1/2
砂糖…大さじ1/2
しょうゆ…小さじ1/2
水…大さじ1
かつお節…少々
つくり方
1.ゴーヤは縦半分に切って種を取り、5㎜幅に切ります。とうもろこしは、生のまま包丁で実をこそげ取ります。玉ねぎはくし形に切ります。
2.フライパンにサラダ油を中火で熱し、1を炒めます。
3.溶いた(A)を回し入れ調味し、火を止めます。粗熱が取れたらかつお節を振ります。
リメイクおかず
野菜がメインであっさりいただける
ゴーヤとコーンの焼うどん
材料(1人分)
「ゴーヤとコーンの
油味噌炒め」…1人分
冷凍うどん…1玉(180g)
ごま油…小さじ1
(A)
ウスターソース…大さじ1/2
みりん…大さじ1/2
つくり方
1.冷凍うどんは表示に従って解凍します。
2.フライパンにごま油を中火で熱し、うどんをほぐしながら炒めて全体に油を馴染ませます。
3.「ゴーヤとコーンの油味噌炒め」を加えて炒め、全体が馴染んだら(A)を加えて調味し、火を止めます。
リメイクおかず
火をつかわずに手軽にできる
ゴーヤとコーンの冷や汁
材料(1人分)
「ゴーヤとコーンの
油味噌炒め」…1人分
ごはん…150g
大葉…2~3枚(2g)
みょうが…1個(20g)
ツナ缶…1缶(70g)
(A)
出汁(冷やしたもの)
…3/4カップ
白すりごま…大さじ1
塩…少々
つくり方
1.大葉は粗みじん切り、みょうがは小口切りにします。ツナは軽く汁気を切ります。
2.(A)と1を合わせ、器によそったごはんにかけます。「ゴーヤとコーンの油味噌炒め」をのせ、混ぜながらいただきます。
プラスすると栄養面や味、食感、彩りなど、
ぐんとお弁当のバランスがよくなる副菜をご紹介。
えびとアボカド、みょうがのサラダ
茹でたえびとアボカド、みょうがをオリーブオイルとマヨネーズ、ヨーグルトで和えた一品。ヨーグルトが入ることで、軽い食べ心地に仕上がります。みょうがの香りには、頭をしゃきっとさせたり、食欲増進作用があるので、夏バテ気味のときにおすすめです。
材料(1人分)
むきえび…5尾(50g)
アボカド…1/4個(30g)
みょうが…1個(20g)
(A)
オリーブオイル…小さじ1/2
マヨネーズ…小さじ1/2
ヨーグルト…小さじ1
塩、こしょう…各少々
つくり方
1.えびはさっと茹でてざるに上げ、粗熱を取ります。アボカドは1.5cm角に切ります。みょうがは小口切りにします。
2.ボウルに(A)を合わせ、1を加えて和えます。
豚肉と大葉のくるくる揚げ
大葉と豚肉をワンタン皮で巻いて揚げ焼きに。豚肉と皮の香ばしさで、お弁当にボリュームを加えてくれる一品です。大葉には、抗酸化作用や抗菌作用があり、暑い時期のお弁当の食中毒防止にも取り入れたい食材です。
材料(つくりやすい分量)
豚しゃぶしゃぶ用肉
…3枚(40g)
ワンタン皮…3枚(12g)
大葉…3枚(2g)
塩、こしょう…各少々
サラダ油…大さじ1~2
つくり方
1.ワンタン皮に大葉1枚と豚しゃぶしゃぶ用肉1枚を皮からはみ出さないようにのせ、塩、こしょうを振ります。手前からくるくると巻きていき、巻き終わりに水をつけて留めます。同じように残り2枚も巻きます。
2.フライパンにサラダ油を中火で熱し、1の巻き終わりを下にして並べます。焼き色がついたら裏返し、蓋をして弱火で1~2分揚げ焼きにします。蓋を取って全体を転がしながら、皮がカリッとするまで焼き上げます。
使ったお弁当箱
GEL-COOL SG ミルクホワイト
(三好製作所)
蓋と保冷剤が一体化した、暑い時期でも安心のお弁当箱。本体は電子レンジで使用できるので、しっかり冷ましたお弁当でも、食べるときにあたためなおすことができます。汁漏れしにくいよう中蓋つきなのも、うれしいポイントです
みないきぬこさん
料理家
女子栄養大学卒業後、料理研究家・枝元なほみさんのアシスタントを経て、2007年に独立。雑誌やテレビ、広告などで料理家・フードコーディネーターとして活躍する傍ら、ケータリングなどの活動や女子栄養大学で非常勤講師も務める。スパイスやハーブを上手に取り入れた家庭料理やおもてなし料理が人気。素材と素材の美味しい組み合わせを見つけるのが得意で、自由な発想による料理の幅の広さに定評がある。「はじめてのストウブ」(池田書店)や「かんたん、なのに満足!スープでごはん」(池田書店)、栄養の知識を活かした「大豆で美味しい毎日レシピ」(枻出版社)など著書多数。