肉じゃが | お弁当おかずリメイクレシピ | cotogoto コトゴト
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1品で3度美味しい!お弁当おかずリメイクレシピ

「おふくろの味」の代表格と言ったら、煮物の定番「肉じゃが」。
肉や野菜のうま味をたっぷり吸いこんだ、ほくほくしたじゃがいもの美味しさは格別です。
お弁当のおかずにする場合、冷めても味がぼやけないよう、
少し濃いめの味つけにするのがポイント。
気温が高くなるこれからの季節は、傷み防止にも役立ちます。

じゃがいものほくほくした美味しさを存分に味わえる「肉じゃがコロッケ」と、
めんつゆと牛乳を使うやさしい味わいの「和風カレー」にリメイクします。

  • 基本のおかず

    1

    肉のうま味を吸った野菜が主役

    肉じゃが

    材料(1人分)

    牛こま肉…60g
    じゃがいも…小1個(100g)
    にんじん…1/5本(30g)
    玉ねぎ…1/7個(30g)

    出汁…3/4カップ

    (A)
    酒…小さじ2
    しょうゆ…小さじ2
    砂糖…小さじ2

    絹さや…2枚

    つくり方

    1.じゃがいも、にんじんは皮を剥き、じゃがいもは一口大、にんじんはじゃがいもより少し小さめに乱切りにします。玉ねぎはくし形に切ります。
    2.鍋にサラダ油を中火で熱し、牛こま肉を炒めます。
    3.肉の色が変わったら1を加えて炒め、全体が馴染んだら出汁を加えます。
    4.沸騰したらアクを取ります。蓋を少しずらしてのせ、5分ほど煮ます。
    5.合わせた(A)を加えて全体を馴染ませ、キッチンペーパーなどで落とし蓋をします。蓋を少しずらしてのせ、10~15分煮ます。途中、水分がなくなりそうになったら、出汁または水(分量外)を様子を見て加えます。
    6.煮汁が少し残る程度まで煮詰め、火を止めます。彩りとして、茹でて半分に切った絹さやを添えます。

  • リメイクおかず

    1

    存在感のある牛肉でボリューム満点

    肉じゃがコロッケ

    材料(2個分)

    「肉じゃが」…1人分
    小麦粉、溶き卵、パン粉
    …各適量
    揚げ油…適量

    つくり方

    1.「肉じゃが」は、ボウルに入れて麺棒やフォークなどで潰します。牛肉は、大きければ一口大に刻みます。
    2.1を2等分の小判形に丸め、小麦粉、溶き卵、パン粉の順に衣をつけます。
    3.鍋に揚げ油を2cmほど入れて中火で熱し、キツネ色がつくまで両面を揚げます。

  • リメイクおかず

    1

    めんつゆと牛乳が隠し味

    和風カレー

    材料(1人分)

    「肉じゃが」…全量

    (A)
    カレー粉…大さじ1/2
    小麦粉…大さじ1/2

    バター…10g
    水…3/4カップ

    (B)
    めんつゆ
    (3倍濃縮タイプ)
    …大さじ1
    牛乳…1/4カップ

    細ねぎ(小口切り)…少々

    つくり方

    1.鍋にバターを入れて中火で熱し、「肉じゃが」を加えて炒めます。全体が馴染んだら、合わせた(A)を加えて炒め、水3/4カップを加えて溶きのばします。
    2.ふつふつしてきたら全体を混ぜ、弱めの中火にします。蓋を少しずらしてのせ、5分ほど煮ます。
    3.(B)を加えてひと煮立ちさせます。お好みで細ねぎを散らします。

     
美味しい食べ合わせ

プラスすると栄養面や味、食感、彩りなど、
ぐんとお弁当のバランスがよくなる副菜をご紹介。

焼きアスパラのはちみつレモン浸し


焼きアスパラのはちみつレモン浸し

グリルで焼いたアスパラガスをはちみつレモンダレで和えた爽やかな一品。はちみつの香りとやさしい甘さがレモンの酸味を和らげ、食べやすくなっています。しゃきしゃきとした歯ごたえが楽しいアスパラガスには、疲労回復や滋養強壮に役立つたんぱく質が豊富。気温差が大きく、疲れを感じやすい今の季節にぴったりです。

材料(1人分)

アスパラガス
…3本(正味50g)
レモン
(1㎜程度の輪切り)
…1/2枚

(A)
はちみつ…小さじ1/2
塩…小さじ1/5
レモン汁…大さじ1/2

つくり方

1.アスパラガスは根元を2cmほど切り落とし、かたい部分の皮を剥きます。グリルで両面を2~3分ずつ中火で焼き、粗熱が取れたら4等分に切ります。
2.レモンはいちょう切りにします。
3.ボウルに(A)を合わせ、1、2を和えます。



パプリカの山椒炒め


パプリカの山椒炒め

山椒の実が出回る季節。細切りにした赤パプリカと炒めれば、ぴりりとした辛味と香りがアクセントになった箸休めの一品に。山椒には、整腸作用や内臓の粘膜強化、代謝を促進する成分が含まれています。また、香りには集中力を高めたり、気を静める効果も。抗菌作用や除菌作用もあるので、気温が上がるこれからの季節、お弁当に活用したい食材です。

材料(1人分)

赤パプリカ…1/4個(40g)
実山椒の水煮(瓶詰め)
…小さじ1
塩、山椒粉…各少々
サラダ油…小さじ1

つくり方

1.パプリカは細切りにします。
2.フライパンにサラダ油を中火で熱し、1を炒めます。
3.実山椒の水煮を加え、塩、山椒粉で調味します。

使ったお弁当箱

小判型ランチボックス(工房アイザワ)

端がゆるやかなカーブを描いた楕円形のお弁当箱。汚れが落ちやすく、においがつきにくいステンレス製なうえ、隅までしっかり洗えるから衛生的です。蓋にゴムパッキンがついているので、汁漏れが気になる煮物にも安心。

みないきぬこさん

料理家

女子栄養大学卒業後、料理研究家・枝元なほみさんのアシスタントを経て、2007年に独立。雑誌やテレビ、広告などで料理家・フードコーディネーターとして活躍する傍ら、ケータリングなどの活動や女子栄養大学で非常勤講師も務める。スパイスやハーブを上手に取り入れた家庭料理やおもてなし料理が人気。素材と素材の美味しい組み合わせを見つけるのが得意で、自由な発想による料理の幅の広さに定評がある。「はじめてのストウブ」(池田書店)や「かんたん、なのに満足!スープでごはん」(池田書店)、栄養の知識を活かした「大豆で美味しい毎日レシピ」(枻出版社)など著書多数。
みないきぬこさん
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