cotogotoスタッフの愛用品じまん
スタッフが日々愛用している道具への愛を、
独断と偏見を交えながらご紹介!
2020年10月公開
アヤノさんの愛用品
こんにちは、cotogotoのアヤノです。
毎日の食卓に欠かせない器である飯碗。
前に使っていたものが割れてしまって、
新しいものを探して選んだのが白山陶器の「汁碗」でした。
-
好きなところ その1
多用途に使えるかたちと大きさ▲浅くて口がわずかにすぼまった、小ぶりな「汁碗」。このかたちとサイズが飯碗にもぴったり。
「汁碗」という名前ですが、
よくよく見ると飯碗にも
ちょうどいいかたちと大きさをしてると思うんです。
高台がついているので、熱々のご飯を盛っても持ちやすく、
手に収まりのいい小ぶりなサイズ感。
ご飯の量は控えめにしたいのですが、
大きい飯碗だと、どうしてもたくさん盛ってしまいがち。
深さのある飯碗らしいかたちの飯碗だと、
こんもり盛っていないと物足りない感じがしたけれど、
「汁碗」は浅いからか量が少なくても
見た目に寂しさを感じづらい気がして。
さらに「汁碗」は、手のひらを広げたような安定感のあるかたちだから、
ご飯の上におかずなどをのせても、しっかり受け止めてくれます。
ご飯はちょっとに、おかずをこんもりのせて食べることができるから、
自然とご飯の量を減らせるようになりました。
▲朝ごはんにシチューをよそって。洋風のスタイリングにも合うんです。
もちろん汁物にも。
和食だけでなく、洋食にも似合います。
朝はパン派なので、スープを入れて。
昼、夜はご飯を入れてと、毎日、毎食欠かせない存在です。
-
好きなところ その2
安心感のある厚み▲厚すぎず薄すぎない絶妙な厚みです。
我が家は旦那と中高生の子ども2人の4人暮らしで、
お皿洗いは家族が持ち回りで担当しています。
そのため、自分以外の家族も安心して扱えそうな器かどうかは、
器を選ぶ際の基準の一つにしています。
縁が薄くて繊細そうな器だと、
ちょっとぶつけただけで割れてしまいそうでハラハラ。
その点、この「汁碗」はほどよい厚みがありつつも、
重すぎず扱いやすいのがうれしいのです。
おかげで、使いはじめてからもう3年ほど経ちますが、
まだ縁が欠けたりすることなく、気持ちよく使えています。
-
好きなところ その3
シンプルで清いデザイン▲左下から時計回りに「白磁千段」、「天目」、「青磁」の3色展開です。
「汁碗」は、「白磁千段」、「青磁」、「天目」の3色があります。
なかでも私が愛用している「白磁千段」はぱきっとした白でシンプルだけど、
薄っすらとロクロで挽いた跡のようなラインが施されていて、
ちょっと味のあるところが好きです。
▲飯碗を収納するときは、二つずつ重ねて並べています。「汁碗」の上が「輪花つなぎ 飯碗 (九谷青窯・徳永遊心)」(※廃盤)。左が下から「藍駒 茶碗 大 (BARBAR)」、「4寸マカイ ゴス (陶眞窯)」。
我が家の飯碗は、家族4人それぞれに合わせた
大きさ、デザインのものを使っています。
色や柄がバラバラの器が並ぶことになりますが、
「汁碗」の白がまとめてくれる効果もあってか、
不思議と一体感がある気がします。
飯碗以外の器と並べても、
食卓の印象を引き締めてくれるから重宝しています。
サイズもかたちもデザインも、毎日使う飯碗だからこそ
徹底的に吟味して選んだ結果の「汁碗」。
使ってみても「これにしてよかった!」と思うところばかりで、
大満足の買い物でした。