かぼちゃのうま煮 | お弁当おかずリメイクレシピ | cotogoto コトゴト
11/22(金)システムメンテナンスのお知らせ
シェアする:
シェアする:
1品で3度美味しい!お弁当おかずリメイクレシピ

夏から初秋にかけて収穫され、保存が利くので冬頃まで楽しめるかぼちゃ。
定番のおかずと言えば「かぼちゃのうま煮」です。
煮汁を含んだかぼちゃは、冷めてもしっとりとして食べやすいので
お弁当のおかずにおすすめ。

ベーコンと玉ねぎを加えて洋風に変化させる「かぼちゃコロッケ」と、
素朴な甘さでおやつにもぴったりな「お惣菜スコーン」にリメイクします。

  • 基本のおかず

    1

    出汁がかぼちゃの美味しさを引き立てる

    かぼちゃのうま煮

    材料(1人分)

    かぼちゃ…100g
    出汁…1/3カップ

    (A)
    酒…小さじ1
    砂糖…大さじ1/2

    (B)
    みりん…小さじ1
    薄口しょうゆ…小さじ1

    つくり方

    1.かぼちゃは一口大に切り、煮崩れ防止に面取りし、味がしみやすいよう皮をところどころ剥きます。
    2.小鍋に出汁とかぼちゃの皮を下にして入れ、中火にかけます。沸騰したら落とし蓋をして蓋をし、5分ほど煮ます。
    3.(A)を加えたら鍋を回して全体を馴染ませ、さらに7~8分ほど2と同様に煮ます。(B)を加え5分ほど煮汁が少し残る程度まで煮ます。少量で煮る場合、煮汁が飛びやすいので、様子を見て出汁か水を足すとふっくら煮上がります。


  • リメイクおかず

    1

    ベーコンの塩味がアクセント

    かぼちゃコロッケ

    材料(1人分)

    「かぼちゃのうま煮」
    …1人前
    玉ねぎ…20g
    ベーコン…1/2枚(7~8g)

    (衣)
    小麦粉、溶き卵、パン粉
    …各適量

    揚げ油…適量

    つくり方

    1.玉ねぎ、ベーコンは粗みじん切りにします。
    2.ボウルに「かぼちゃのうま煮」を入れてマッシュし、1を加えて混ぜます。3等分に丸めます。
    3.2に小麦粉、溶き卵、パン粉の順で衣をつけます。
    4.フライパンに揚げ油を2cmほど入れて中火で熱し、3をきつね色がつくまで2~3分、ときどき転がしながら揚げます。

  • リメイクおかず

    1

    ごはんにもおやつにもなる

    お惣菜スコーン

    材料(1人分)

    「かぼちゃのうま煮」
    …1人分
    ミックスビーンズ…30g
    小麦粉…130g
    ベーキングパウダー
    …小さじ1
    砂糖…20g
    食塩不使用バター…40g
    牛乳…1/4カップ
    卵黄…1/2個分
    小麦粉(打ち粉用)…適量

    つくり方

    1.ボウルに小麦粉、ベーキングパウダー、砂糖を入れて1cm角に切ったバターを加えます。指と指をすり合わせるように混ぜ、生地がほろほろになるまで混ぜます。バターに触り過ぎないよう気をつけます。
    2.「かぼちゃのうま煮」と、数種類の豆が水煮になったミックスビーンズを加え、フォークでかぼちゃを崩しながらさっくりと混ぜます。
    3.卵黄と牛乳を合わせて溶き、加えて混ぜます。生地がまとまってきたらひとまとめにします。2cmほどの厚みにしてラップをし、冷蔵庫で30分ほど寝かせます。
    4.まな板と麺棒に打ち粉をして生地を置き、直径6~7cmのコップなどで型を抜きます。天板にクッキングシートを敷き、190度に予熱したオーブンで15~18分焼きます。

     
美味しい食べ合わせ

プラスすると栄養面や味、食感、彩りなど、
ぐんとお弁当のバランスがよくなる副菜をご紹介。

豚挽き肉といんげんのカレー炒め


豚挽き肉といんげんのカレー炒め

夏が旬のいんげんを豚挽き肉と生姜と一緒にカレー粉で炒めた、暑い季節に食欲をそそる一品。いんげんは、骨を丈夫にするビタミンKやタンパク質の吸収を促し筋肉をつくる栄養素が含まれているので、育ち盛りの子どもにおすすめの食材です。豚挽き肉をあまり崩さず塊を残して炒めることで、食べ応えが出ます。

材料(1人分)

豚挽き肉(粗挽き)…50g
いんげん…5~6本(50g)
生姜
…2~3枚(3g)

(A)
カレー粉…小さじ1/2
みりん…小さじ1/2
塩、粗挽き胡椒…各少々

サラダ油…小さじ1

つくり方

1.いんげんはさっと茹でて水に取ります。へたを落として4~5cmの長さに切ります。生姜は千切りにします。
2.フライパンにサラダ油、生姜を入れて中火にかけ、香りが立ったら豚挽き肉を加えて焼きつけるように炒めます。あまりボロボロにしません。
3.肉の色が変わったら(A)を加えて調味し、いんげんを加えて炒め合わせます。



彩夏野菜と梅のオイル煮


彩夏野菜と梅のオイル煮

ズッキーニ、トマト、パプリカといった彩のある夏野菜をオリーブオイルでさっと炒め、梅干しを加えて蒸し煮に。酢よりもまろやかな梅干しの酸味がやわらかく効いて、食欲が落ちがちな暑い季節でもさっぱりといただけます。

材料(つくりやすい分量)

ズッキーニ…1/5本(30g)
トマト…1/4個(60g)
黄パプリカ…1/6個(20g)
玉ねぎ…1/7個(30g)
梅干し…大1個
しょうゆ…小さじ1/2
サラダ油…大さじ1/2
かつお節
…1パック(2~3g)

つくり方

1.トマト、黄パプリカ、玉ねぎは乱切りにします。ズッキーニは1.5cm幅のいちょう切りにします。
2.鍋にサラダ油を中火で熱し、1の野菜を炒めます。
3.全体が馴染んだら、ちぎった梅干し、種を加えて混ぜ、蓋をして弱めの中火で5分ほど煮ます。
4.しょうゆを回し入れて味を調え、かつお節を振り入れ火を止めます。梅干しの種を取り除いてお弁当に詰めます。

使ったお弁当箱

小判型ランチボックス
(工房アイザワ)

横長のスリムな楕円形でおかずをバランスよく詰めやすいかたちです。汚れが落ちやすく、においがつきにくいステンレス製なので、カレー粉や油を使ったおかずにも気兼ねなく使えます。

みないきぬこさん

料理家

女子栄養大学卒業後、料理研究家・枝元なほみさんのアシスタントを経て、2007年に独立。雑誌やテレビ、広告などで料理家・フードコーディネーターとして活躍する傍ら、ケータリングなどの活動や女子栄養大学で非常勤講師も務める。スパイスやハーブを上手に取り入れた家庭料理やおもてなし料理が人気。素材と素材の美味しい組み合わせを見つけるのが得意で、自由な発想による料理の幅の広さに定評がある。「はじめてのストウブ」(池田書店)や「かんたん、なのに満足!スープでごはん」(池田書店)、栄養の知識を活かした「大豆で美味しい毎日レシピ」(枻出版社)など著書多数。
みないきぬこさん
シェアする: