つくり方
1.たけのこのあく抜きをします(水煮を使う場合は、工程の3からスタートしてください)。火の通りが早くなるよう、皮ごと先端を5㎝ほどを斜めに切り落とし、身の手前まで1~2㎝程度の深さまで縦に切り込みを入れます。鍋に入れ、ひたひたの水、米ぬか、鷹の爪を入れ火にかけ、コトコトと湯がおどるくらいの弱めの中火で50分~1時間、やわらかくなるまで煮ます。切り込みから竹串を刺してすっと入るようになったら火を止め、煮汁に浸したまま冷まします。2.冷めたら、切り込みから押し開くようにして、めくれるところまで皮を剥きます。さらに、茶色く固い部分を取り除きます(ポイント参照)。
3.2の1/4量とニンジンを一口大に切ります。
4.鍋に(A)とニンジンを入れて中火にかけます。フタをずらしてのせ、7分ほど煮ます。
5.3のたけのこと豚肉を加え、フタをずらしてのせ、弱めの中火でさらに5分ほど煮ます。汁気を切って弁当に詰め、お好みで木の芽を飾ります。
ポイント!
あく抜きをして皮を剥いたたけのこは、先端の茶色いAを切り落とします。その下の、繊維が縦に入った細い部分(DがBとCに巻かれた状態)とごつごつしたEを切り離します。さらに、茶色い部分があるBとその下の「姫皮」と呼ばれるCを剥いてDを取り出します。写真のような部位に分かれたら、AとBは捨て、「たけのこの煮物」にはDとEの部分から75gを使用。Cの「姫皮」は、お好みで、叩いた梅肉少々とマヨネーズ少々と和えると、ちょっとした箸休めになります。