海老のかき揚げ | お弁当おかずリメイクレシピ | cotogoto コトゴト
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1品で3度美味しい!お弁当おかずリメイクレシピ

海老のかき揚げ

2018年1月公開

食材の組み合わせによって、いろいろな味が楽しめるかき揚げ。
ごはんとの相性も抜群なので、お弁当のおかずにもおすすめです。
今回の基本のおかずは、天ぷらの定番・海老に、
栄養満点のアボカドを組み合わせた「海老のかき揚げ」。
クリーミーなアボカドが、海老の旨みを引き立てます。
さらに、蕎麦と天ぷらという和食の定番コンビを洋食へと展開する「ぺペロン天そば」と、
片手で手軽に天丼気分が味わえる「かき揚げ天むす」にリメイクします。

  • 基本のおかず

    1

    アボカドの爽やかなコクが後を引く

    海老のかき揚げ

    海老のかき揚げ

    材料(1人分/3個)

    むき海老…5尾(30g)
    アボカド…1/8個(20g)
    タマネギ…1/10個(20g)
    みつ葉…5本(5g)

    (A)
    小麦粉、片栗粉…各小さじ1

    (B)
    小麦粉、片栗粉…各小さじ2
    塩…少々
    冷水…大さじ1~1と1/2

    揚げ油…適量

    つくり方

    1.海老は1尾を3等分、タマネギは1.5cm角、みつ葉は葉も茎も1.5cm幅に切ります。
    2.ボウルに1を入れ、(A)を和えます。
    3.別のボウルに(B)を入れ、粘り気が出ないようさっくりと混ぜ、2に回しかけます。
    4.フライパンに油を1cm程入れて中火で熱します。菜箸を入れて気泡がしゅわしゅわとあがってきたら(170℃程度)、3をスプーンですくって、滑らせるよう油へ落とします。カラッとするまで両面1分半ずつ揚げます。


    衣付きをよくするためのポイント

    ポイント!
    油に入れたときにまとまらず、具がバラけやすいのがかき揚げの難しいところ。衣をつける前に具に小麦粉と片栗粉をまぶすと、具の水分でしっとりした粉類がのり代わりになり衣が剥がれにくくなります。前日の夜にここまでやって冷蔵庫に入れておくと、翌日楽にサクサクのかき揚げがつくれます。

  • リメイクおかず

    1

    蕎麦の香りがアクセントに

    ぺペロン天蕎麦

    ぺペロン天そば

    材料(1人分)

    「海老のかき揚げ」…1個
    蕎麦…100g
    ニンニク(薄切り)…3~4枚
    鷹の爪(小口切り)…少々
    オリーブオイル…大さじ1
    塩…小さじ1/5
    しょうゆ…少々
    粗挽き胡椒…適量

    つくり方

    1.かき揚げはひと口大にほぐします。
    2.蕎麦は半分に折って、表示に従って茹で、冷水でしめます。冷水でしめることで余分な粉が落ち、炒めたときに蕎麦がダマになりにくくなります。
    3.フライパンにオリーブオイル、ニンニク、鷹の爪を入れて中火にかけ、香りがたったら、蕎麦とかき揚げの順に加えて炒めます。
    4.全体が馴染んだら、塩としょうゆで調味し、好みで胡椒をふります。

  • リメイクおかず

    1

    ボリューム満点おむすび

    かき揚げ天むす

    かき揚げ天むす

    材料(1人分)

    「海老のかき揚げ」…1個
    麺つゆ(ストレート)…大さじ1~2
    ごはん…90~100g
    生姜の甘酢漬け…10g
    塩…適量
    焼き海苔…1/2枚

    つくり方

    1.かき揚げはめんつゆにさっとくぐらせ、ごはんに粗みじん切りにした生姜の甘酢漬けを混ぜます。
    2.手を水でぬらし、塩を手の平全体につけてごはんをのせ、かき揚げをのせます。かき揚げがごはんから少し出るよう、包むように握り、海苔を巻きます。

    ポイント

    ポイント!
    かき揚げが見えるように、海苔は横向きに、着物を着せるようなイメージで巻きます。下側の余分な海苔は、織り込みます。

美味しい食べ合わせ

プラスすると栄養面や味、食感、彩りなど、
ぐんとお弁当のバランスがよくなる副菜をご紹介。

焼ネギのマリネ


焼ねぎのマリネ

しっかり焼き目がつくまで蒸し焼きにした長ネギは、とろりとやわらかく、甘みも増して絶品です。長ネギには、疲労回復をサポートしたり胃液の分泌をよくする成分が豊富。食べ過ぎなどで疲れた胃を丈夫にしてくれます。また、海老と同様に抗酸化作用があるので、一緒に食べると老化防止に。血流をよくし、冷えも改善。冬のお弁当の箸休めに、頻繁に登場させたい副菜です。

材料(1人分)

長ネギ…2/3本(60g)
オリーブオイル…小さじ1
塩…少々

つくり方

1.長ネギは、表面に斜めに2~3mm間隔で浅く切り込みを入れ、3cm幅に切ります。
2.フライパンにオリーブオイルをしき、1を入れて弱めの中火にかけ、フタをして3分ほど蒸し焼きにします。
3.裏返して同様に焼き、塩少々をふります。


レンコンとニンジンのピリ辛炒め


レンコンとニンジンのピリ辛炒め

レンコンとニンジンをさっと炒めて塩と七味で味付けるだけ。根菜のコリコリとした歯ごたえと七味のピリッとした刺激が、お弁当のアクセントになる副菜です。晩秋から冬にかけて収穫期を迎えるレンコンには、疲労回復、風邪予防、老化防止作用のある成分が豊富。海老やネギと一緒に、冬に積極的にいただきたい食材です。

材料(1人分)

レンコン…1/4節(40g)
ニンジン…1/4本(40g)
ごま油…小さじ1
塩…小さじ1/5弱
七味…適量

つくり方

1.レンコン、ニンジンは皮を剥き、5mm幅のいちょう切りにします。
2.フライパンにごま油を中火で熱し、1を炒めます。
3.全体が馴染んだら水大さじ1~2を振り入れて、塩で調味します。七味を振って全体を混ぜます。

使ったお弁当箱

積層弁当箱

左:赤

右:黒

>>商品詳細はこちら

積層弁当箱 二段(公長齋小菅)

燻した竹の落ち着いた色味と、角がきちんと立った上品な佇まいのお弁当箱。かき揚げのように、少し余裕を持って盛り付けたいおかずのときは、容量の多い「二段」が便利です。入れられるおかずの数も増えるので、いつもより少し豪華な行楽弁当などにも重宝します。

みないきぬこさん

料理家

女子栄養大学卒業後、料理研究家・枝元なほみさんのアシスタントを経て、2007年に独立。雑誌やテレビ、広告などで料理家・フードコーディネーターとして活躍する傍ら、ケータリングなどの活動や女子栄養大学で非常勤講師も務める。スパイスやハーブを上手に取り入れた家庭料理やおもてなし料理が人気。素材と素材の美味しい組み合わせを見つけるのが得意で、自由な発想による料理の幅の広さに定評がある。「はじめてのストウブ」(池田書店)や、栄養の知識を活かした「大豆で美味しい毎日レシピ」(枻出版社)など著書多数。

みないきぬこさん
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