北海道×しあわせのパン×高橋工芸
2012年7月20日 / 小さな旅
こんにちは。店長のわくいです。
ちょっと前の話になりますが、5月の終わり頃、
私用があって北海道に行っておりました。
たった2泊の旅だったので、あんまりゆっくりはできなかったのですが、
札幌−函館間をレンタカーでひた走り、
まだ新緑の北海道の大自然を満喫してきたわけです。
もちろん、海の幸も大満喫。
海鮮丼のお店のショーケースを見るだけで心躍り、
何を食べるか悩みあぐねた結果、
この贅沢極まりない、ウニいくら丼と
その時旬だったアスパラとホッキ貝のバターいためをチョイス。
至福のひとときを過ごしました。
さらに函館の朝市で、魚介や旬の野菜を大人買い。
クール宅急便で自宅までどどんと送りつけたりもしたりして。
もちろん、食べてばかりではなく、観光もしております。
なぜか、なんとなく修道院巡りをしてきました。
このまっすぐなまっすぐな道の先にある
男子の修道院「トラピスト修道院」。
そして、一瞬ヨーロッパに来たような感覚に見舞われる…
女子の修道院「トラピスチヌ修道院」。
ともに、人里離れた場所にあり、
ただでさえ澄んでいる北海道の空気が、
修道院に近づくにつれ、
とても静かで神聖なものに変わっていく感じがしました。
さて。
すっかり前置きが長くなりましたが、実はここからが本題です。
今回なぜ、そんな前に行った北海道のことを書いているかというと、
先日、映画『しあわせのパン』を観ました。DVDで、ですが。
原田知世さんと大泉洋さん主演の、北海道を舞台にした物語。
ちょうど札幌と函館の間にある、洞爺湖(とうやこ)という湖のほとりの、
小さなパン屋さんが舞台です。
そのパン屋さんに訪れる人たちとのあれこれを
四季を通じて描いているのですが、
パン屋さんを舞台にしているだけに、
当然、おいしそうなパンやスープ、飲みものが出てくるわけです。
そして、見覚えのある器が…。
(思わず一時停止して写真を撮ってしまいました)
これは紛れもなく、高橋工芸のCaraマグカップ&Caraソーサー。
きっとやさしく甘いホットミルクが注がれています。
こちらはたぶんCaraボウルの15cm?
中にはかぼちゃのポタージュが。
この『しあわせのパン』で登場する家具や小物、食べものは、
すべて北海道のものなのだそうです。
そう、高橋工芸さんの工房は北海道の旭川ですからね。
高橋さんの器は、そもそも素敵なのですが、
劇中に映し出されると、いつも以上にやさしく見えたのでした。
映画はちょっと、なんだか急に泣けました。
張りつめてたものがあったとしたら、
それがふわっとほどけた感じでしょうか。
お時間あれば、観てみてくださいませ。
(おまけ)
映画の舞台になった洞爺湖では、湖上花火大会が毎晩開催されています。
泊まっていたお部屋から見えた、花火がこちら。
もうすぐ夏休み。
旅にでるなら北海道もいいと思います。