【再入荷お知らせ誤送信について】
2024年4月18日午前8時過ぎにシステムエラーのため、
誤って再入荷お知らせメールが送られてしまった場合がございます。
なお、こちらの商品に関しては、取扱終了や長期間再入荷の見込みがないなどの理由から
「再入荷お知らせ」は承っておりません。何卒ご了承ください。
また「米とぎざる (栗山商店)」は生産体制を整えて、供給に向けて尽力をいただいておりましたが、
つくり手の高齢化や後継者不足に伴い、オンラインショップで販売をすることが難しい状態になってしまいました。
今後は入荷したとしてもかなり少量の生産になるため、毎年夏に実店舗で開催している
イベント、「かご・ざる展」のみでの販売を検討しております。
長らく入荷をお待ちいただき、大変申し訳ございませんが、
ご理解、ご了承のほど、何卒よろしくお願いいたします。
米とぎざる (栗山商店)
まずはそのかたちに惹かれました。
三つの脚がついた底面は広く、安定感のあるかたち。
細部まで見ると、ひごの細さが驚くほど揃っています。
佐賀県武雄市の「栗山商店」が、地元の淡竹を使ってつくる「米とぎざる」。
竹ひごの仕上がりが竹細工そのものの仕上がりを左右すると言いますが、
実物を見るとよく分かります。
切ってきた竹を煮て、乾燥させ、割った後に節を削り取り、
きれいに整えられた細いひごが
一粒の米もこぼれないよう隙間なく整然と編まれている姿。
横に渡す細い竹ひごは、
縦に通った比較的幅広の竹ひごの間を縫う様に編まれています。
その幅広の竹ひごが底面で交差してでき上がる模様を「菊底編み」と言い、
丈夫なうえ水切れもいいのが特徴です。
さらに、ざるの側面ではひごを平たく使っているのに対し、
底面になるとひごを立てて編むことで、より水切れよく丈夫になるのだとか。
同店のアイデアでつけた脚のおかげで接地面との間に隙間が生まれ、
より清潔感が出ました。
実際にお米を研いでみると、金網のざるよりも当たりがやわらかいのを指先で実感できます。
ならば、米粒が砕けにくく、お米が喜ぶのも納得です。
サイズは、「大」と「小」の2サイズあります。
4人家族分の米とぎなら「小」でも十分。
足つきで風通しがいいので、
例えば野菜入れとして使ったり、ハンカチやタオル、布巾など、
普段使いの布ものを縦に並べて収納したり……と考えると、
収納力のある「大」も活躍してくれそうです。
淡竹ははじめは青々としていますが、経年変化とともに飴色に変化します。
美味しいご飯の記憶の傍らにいつもいてくれるような、
さりげなく、愛おしい道具です。
バリエーション&商品詳細
クリックで拡大画像をご覧いただけます。
- 材質
- 竹 佐賀県産(無塗装)
>> お手入れについてはこちら - サイズ
- 小:約φ210×H135mm
大:約φ245×H145mm - 重量
- 小:約130~140g
大:約175~190g - 備考
- 直火:× IH:× 電子レンジ:× オーブン:× 食器洗浄機:×
栗山商店について
佐賀県の武雄市。大手コーヒーチェーンの入った図書館や、
先端デジタルアートのフェスティバルなど、革新的な取り組みで話題の街です。
竹細工の栗山商店は、その武雄市の西川登地区で伝統的なものから
現代の生活に沿った新しいかたちまで手がけています。
国内で竹の産地といえば九州のイメージですが、
武雄市西川登地区ももれなくその自然の恩恵を受けて来ました。
地元で採れる素材で必要な道具を自前でつくっていたものが、農家の副業となり、産業として発展。
今ではプラスチックの需要に押され、つくり手も減ってしまいましたが、
後継者を見つけるまでは元気につくり続けたい、というのは栗山さんの言葉。
伝統的に、竹の調達から竹ひごづくりまでを男性が行い、編む作業は女性が行ってきたそう。
栗山商店でもその伝統に従い、編む作業は奥さんが、そして最後の成形はまた旦那さんが仕上げます。
夫婦二人三脚ででき上がる栗山商店の竹細工は、
何といっても愛情のこもった、丁寧な仕事ぶりが伝わってくるのが魅力です。
※こちらの商品は生産体制が整っていないため、入荷にかなりの時間がかかってしまっています。
お待たせして大変申し訳ございませんが、何卒ご理解ください。
-
ご購入の前に知っておいていただきたいこと
クリックで拡大画像をご覧いただけます。
- その他のご注意
>> 節、ムラ、黒点や斑点等があります。また、竹の表面が剥がれた箇所などがあります。これらは自然素材ゆえの特性です。不良品ではありませんのでご理解ください。
>> 底面にがたつきがあったり、重心によっては、平面に置いたときに面に水平にならず傾く場合があります。
>> 取扱説明書やブランド紹介などは同梱されておりません。予めご了承ください。
>> メーカーの品質基準をクリアしたもののみ販売しております。また、当店でもさらに検品を行った後に、お客様にお届けしております。
【使用上のご注意】
>> 洗う際はスポンジをご使用ください。食器用洗剤をお使いいただいても構いません。その際にはしっかり洗い流してください。
>> 竹の繊維は水分を吸収しやすく、ぬれた状態が続くとカビの発生などの原因になります。長時間水に触れる使い方は控えてください。
>> 洗ったあとは水をしっかりと拭き取り、日陰の風通しのいいところで乾燥させてください。通気性のいい場所で保管してください。
>> 直射日光のあたる場所や乾燥の著しい場所でのご使用はお避けください。反りや割れにつながることがあります。
>> 竹は糖分を含んでいるため、虫が発生することがあります。素材の内部に潜んでいる虫は事前の発見が困難で、虫の発生によって小さな穴から白い粉が出る場合もあります。自然素材の風合いを大切にしていることから、殺虫剤などを使用しておりませんので確実に防ぐことが難しい状況です。万一、商品に白い粉や虫が発生した場合は、熱湯(60℃以上)を該当部分にかけて熱処理ししっかりと乾かせば、通常通りお使いいただけます。