再入荷お知らせ誤送信について

今吉商店

畳や花ござの生産が盛んな岡山県倉敷市で明治30年(1897年)創業の「今吉商店」。
かつては畳表や花ござの問屋業を営んでいたものの、3代目の頃から製造も行うようになりました。

ござ生産が分業体制で行われていた創業当時。
最盛期には製造に関わる会社が一帯で200軒ほどあったそうですが、
需要の減少により現在では染色屋が1軒、織機の技術者が数名となりました。
「今吉商店」では、分業の職人それぞれから技術を学び、
倉敷でつくられたイグサ専用の織機「岡式織機」を用い、
一貫した生産が行えるよう体制を整えました。
織機の修理も専門の技術者がいなくなったため、
4代目の当主・今吉正行さんご自身で部品の修理なども行っているそう。

イグサの植えつけから収穫までも取り組んでおり、イグサの生産地としての誇りも大切にしています。