籐と和紙のうちわ (木内籐材工業)
東京都文京区で1931年から3代にわたり
籐製品の製造、卸売業を行っている「木内籐材工業」。
籐と和紙でつくられている「籐と和紙のうちわ」は、
より遠くへ飛べるよう進化した植物のたねや、見とれてしまうほど美しい昆虫の羽、
そんな自然の造形を思わせます。
渦を巻いているような骨組みは、籐のしなやかさと強さを活かしたかたち。
生成の風合いで籐を包むのは、無形文化遺産に指定されている「細川紙」です。
台帳用紙、火薬を包む砲兵紙、
さらには革の代用品として防寒具や靴にまで加工されていたこともあるほど
耐久性にすぐれた和紙。
籐やその向こうの景色を上品に演出します。
持ち手に巻かれているのは、薄く細く加工された皮籐(かわとう)。
じっとりと手に汗をかく季節にも滑りにくく、
適度に掌と持ち手の間に隙間ができ涼やかです。
かたちは3種類。
最も面積が広く、亀の甲羅を思わせる「六角」。
和紙に透けて見えるぐるぐるも相まって、電球を思わせる「丸」。
コンパクトで、すっきりとした印象の「角」。
伝統工芸士がおよそ3週間かけてつくるうちわは、
佇まいが美しく、静かな存在感があります。
あおいで涼を得るだけでなく
キッチンに置いて、焼き菓子や酢飯を冷ますのに使っても。
はたまた、空間に風情を添えるインテリアとしても。
ループつきなので、壁にかけてもなんとも様になります。
浴衣の帯にこのうちわが差し込んであったら、
後ろ姿にも自信が持てそうです。
バリエーション&商品詳細
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- 材質
- 籐、和紙
>> お手入れについてはこちら - サイズ
- 六角:約W220×D10×H375mm
丸:約W230×D10×H345mm
長方形:約W160×D10×H365mm - 重量
- 六角:約20g
丸:約15g
長方形:約15g
木内籐材工業について
東京は文京区にて、1931年から3代にわたり籐製品の製造、卸売業を行っています。
東京都が認めた伝統工芸士によって、一つ一つ丁寧につくられる敷物や籠は、
老舗旅館や名門ゴルフクラブなどに納入されています。
三代目の木内秀樹さんは、自ら籐の産地であるインドネシアに赴き交渉や調達を行うため、
現地の言葉もマスターしてしまうほど、
より質のいい籐を仕入れるためには手間も時間も惜しみません。
アクセサリーやうちわなど、新しいものづくりにも積極的に取り組んでいます。
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ご購入の前に知っておいていただきたいこと
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- その他のご注意
>> 一つ一つ手仕事でつくられているため、かたちやサイズにわずかな違いが見られる場合があります。
>> 製造工程でついた、わずかな傷が見られる場合があります。
>> メーカーの品質基準をクリアしたもののみ販売しております。また、当店でもさらに検品を行った後に、お客様にお届けしております。