コーヒーカップ (東屋)
藍色と朱色の組み合わせた模様が愛らしいコーヒーカップ。
磁器でありながら、キリッというよりもほっこりあたたかい気持ちにさせる、
「東屋」の「コーヒーカップ」です。
デザインを担当されたのは、京都の骨董屋「大吉」のご主人・杉本理(おさむ)さん。
どこか東欧雑貨に感じる懐かしさをまとっていますが、
大正から昭和初期の愛知県瀬戸市でつくられたと思われる
古物をもとにデザインをおこしたのだそう。
その後、佐賀県西有田町に工房を構え、
原型師として多くの窯元からの依頼を受けている金子哲郎さんが原型を手がけ、
同じく波佐見焼の「白岳窯(しらたけがま)」で焼き上げました。
ところどころに感じられるざらりとした土の質感。
ポツポツと浮かぶ黒点や、ぐるりと囲む藍色の濃淡や重なりに見える手描きの跡。
朱色の菱形が五つ連なった模様はスタンプで押されたもので、
模様の濃淡、マチマチな間隔など、手のあたたかさがしっかり残っています。
ちょこっとついたハンドルは、細身な仕上げです。
持ち手の長丸の上は、フラットになっていて親指を添えやすく、持つ手も安定します。
また下には、中指を添えやすいように橋渡しがされていて収まりがいいだけでなく、瀟洒な印象に。
サイズは「小」、「大」の2種類。
「小」にはエスプレッソやヴィシソワーズにポタージュ、
「大」なら紅茶やオニオンスープも似合いそうです。
縁側で読書に耽るひとときに、忙しかった1日の締めくくりに。
そのもののよさやかつてのつくり手の意図、情熱を感じてもらえるよう、
古物をもとに、現代のつくり手が生みだす日常の道具。
確かに、コーヒーをきちんとドリップしたくなったり、
合わせる食事や器も、「何が似合うかな?」と考えたくなるから不思議です。
コーヒーカップ一つで、暮らしが変わることも、
ある、と思うのです。
バリエーション&商品詳細
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- 材質
- 磁器
>> お手入れについてはこちら - サイズ
- 小:約W85×D65×H65mm
大:約W95×D75×H70mm - 容量
- 小:約160~166ml(満水)/約128~133ml(8分目)
大:約230~235ml(満水)/約184~188ml(8分目)
※容量の計測方法について - 重量
- 小:約135~145g
大:約145~160g - 備考
- 直火:× IH:× 電子レンジ:○ オーブン:× 食器洗浄機:×
東屋について
日本の素材を扱う、熟練の日本の職人とともに、「使い手」の立場に立った暮らしの道具をつくり出し、発信し続けている東屋。一切の妥協を許さない、東屋ブランドの道具たちは「大事に使えば、千年だってもつ道具」なのです。
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ご購入の前に知っておいていただきたいこと
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- その他のご注意
>> 底部分がわずかにがたつく場合もあります。
>> 取扱説明書やブランド紹介などは同梱されておりません。あらかじめご了承ください。
>> メーカーの品質基準をクリアしたもののみ販売しております。また、当店でもさらに検品を行った後に、お客様にお届けしております。
【ご使用上のご注意】
>> 赤絵部分は色がくすんだり削れたりする場合があるため、やわらかいスポンジで洗うことを推奨しています。