特集:工房訪問



   



 
HASAMIと馬場商店の工房を訪ねて

HASAMIと馬場商店の工房を訪ねて
 

長崎県波佐見町でつくられる「波佐見焼(はさみやき)」。
江戸時代から庶民向けの日常使いの器をつくり、
江戸後期にはなんと日本一の磁器生産量を誇っていました。
とは言え、長い間、隣接する佐賀県有田町でつくられる有田焼の下請け産地だったため、
波佐見焼という名前はあまり知られていなかったのが実情。

しかし、ここ数年で波佐見焼の知名度は格段に高くなりました。
その立役者こそが、今回おじゃまさせていただいた産地問屋の「マルヒロ」です。
波佐見の名を前面に推し出したブランド「HASAMI(はさみ)」や
和食器ブランド「馬場商店」などを手がけています。

実はマルヒロは、ほんの数年前まで倒産の危機に瀕していたとか。
今では日本中のセレクトショップなどで目にするHASAMIや馬場商店の器たちが、
ここにたどり着くまでの長くて険しい道のりを伺いました。
 

   




 
JICON・磁今の工房を訪ねて

JICON・磁今の工房を訪ねて
 

佐賀県有田町は、言わずと知れた「有田焼」の産地。
17世紀初頭、朝鮮より招聘された陶工・李参平(りさんぺい)氏により、
日本ではじめて磁器の原料となる陶石が発見され、
磁器が焼かれたと言われています。

今年2016年は、有田焼の創業から400年の節目の年。
100年に一度の大イベントを記念した催し物が多数開かれ、
町中が活気を帯びています。

そんな有田の地で独自の挑戦を続けるのが、「JICON・磁今(じこん)」。
有田焼と言えば、青白いほど完璧な白い器に、
華やかで繊細な絵付けが施されたものというイメージですが、
JICONではそれを覆す、シンプルであたたかみのある、
現代の暮らしに合わせた器をつくっています。
つくり手自身の気持ちに正直に、理想を追求して生まれた、ありのままの美しさの磁器。
そこに秘められた物語を伺うため、
JICONを手がける「今村製陶」の工房にお邪魔してきました。
 

   




 
九谷青窯の工房を訪ねて

九谷青窯の工房を訪ねて
 

金沢の焼き物と言えば、山水や花鳥などを大胆に色彩豊かに表現した
重厚で絢爛な「九谷焼」が知られています。
「呉須(ごす)」という藍青色(らんせいしょく)の顔料で下絵を描き、
赤・黄・緑・紫・紺青の「九谷五彩(くたにごさい)」と言われる5色の絵の具を
厚く盛り上げて塗る「上絵付け」が特徴的で、有田焼と並ぶ日本を代表する色絵陶磁器です。

その九谷焼の流れを汲みつつも、独自の道を行くのが、
石川県小松市にある「九谷青窯(くたにせいよう)」。
余白を活かしのびのびと描かれた図柄や、瑞々しい色使いは、
いつもの食卓にすっと馴染んで使いやすく、
従来の九谷焼に馴染みのなかった層まで広まり、多くの人を惹きつけています。
九谷青窯の魅力の秘密を知りたいと、工房にお邪魔してきました。
 

   




 
野田琺瑯の工房を訪ねて

野田琺瑯の工房を訪ねて
 

強いけれど錆びやすい鉄と、美しいけれど壊れやすいガラス。
その2つを融合させた「琺瑯(ほうろう)」は、
酸や塩分に強く、食材の味を損ねることなく保存ができ、
さらにそのまま直火やオーブンにかけることができます。
調理器具から保存容器、さらにはそのまま食卓に出す器まで、
1つで何役もこなすことができる万能な道具なのです。

栃木県に工場を構える「野田琺瑯」は、今年(2016年)で創業82年。
琺瑯づくりの全工程を自社で行うことができる国内唯一のメーカーです。

戦争や琺瑯業界の長い不況などを乗り越え、
廃れるばかりと思われていた琺瑯を現代の台所の定番にまで押し上げた原動力は、
「琺瑯が好き」という、ただただシンプルな想いでした。

 

   




 
輪島キリモトの工房を訪ねて

輪島キリモトの工房を訪ねて
 

能登半島の先端に位置する石川県・輪島は、古くから漆器の生産が盛んに行われてきた漆の町。
そこで生み出される「輪島塗」は、漆芸で唯一、重要無形文化財に指定されています。
輪島塗と言えば、完全分業制が基本。
そんな中、企画から制作、販売まで自社で行っている「輪島キリモト」は、かなり異色な存在。
伝統にとらわれない動き方は、生み出される作品にも色濃く表れていました。
輪島キリモトのものづくりの現場を訪ね、その想いを伺ってきました。

 

   




 
coguの工房を訪ねて

coguの工房を訪ねて
 

美しい手彫りの跡に、使いやすいかたち。
「cogu」は、木製のカトラリーやプレートなどをつくる
小さな暮らしの道具のブランドです。
使い手の気持ちを考え、木の個性を大切にしたものづくり。
その背景にある想いを探るべく、つくり手に会いに行ってきました。
知識・技術・経験に裏打ちされたcoguの道具。
取材を終えて自然と頭に浮かんだのは、「信頼できる道具」という言葉でした。

 

   




 
高橋工芸の工房を訪ねて

高橋工芸の工房を訪ねて
 

北海道の中心部に位置する旭川。
寒冷で湿度が低く、木材の保管に日本で最も適した地域であるといわれています。
日本、そして世界中から優れた木材や木工職人が集まり、
古くから家具生産を中心とする木工の街として発展しました。
そんな旭川で生まれた「高橋工芸」。
あたたかく優しい木の特性を生かした、
シンプルで実用的な木のテーブルウェアをつくっています。
今回は、そのつくり手である高橋秀寿さんに話を伺いました。

 

   




 
スガハラのガラス工房を訪ねて

スガハラのガラス工房を訪ねて
 

日本の暮らしに馴染むやさしい色合いと、
日常から特別な時間まで、どんなシーンにもしっくりとはまる「Sghr スガハラ」のガラス。
ぬくもりと洗練を併せ持つガラスが、どのようにつくられているのか、
千葉県九十九里町にあるガラス工房を訪ね見せてもらいました。
その日はちょうど、2週間に一度の「ツボ送り」の日。
大量の熱と光を体験し、普段接している涼やかなガラスの別の姿を見ることができました。
 

   




 
くるみガラスの工房を訪ねて

ガラス工房 橙 特集
 

長野新幹線上田駅から車で30分ほどのところにある、「ガラス工房 橙(だいだい)」を訪れたのは7月の始め、
もくもくとわき立つ雲が、本格的な夏の始まりを予感させるような日でした。
この地の特産品である、くるみの殻の灰を使っているという、淡い緑色の「くるみガラス」。
上品な色味と素朴でぬくもりある「ガラス工房 橙」の作品に魅せられて、
それがつくられるまでの行程を見せてもらいに来たのです。
 

   




 
伊賀土鍋の工房を訪ねて
 

伊賀土鍋工房訪問

 

驚くほど軽く、飽きのこない色柄で、この冬、人気を博している東屋の伊賀土鍋。
その素材、こだわり、手間のかけかた、そして使い勝手。何もかもが普通とは違う、特別な土鍋です。
その土鍋がつくられているのは、三重県の伊賀。
何が、どういいのかを聞きに、作り手の伝統工芸士さんを訪ねました。
 

 
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