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あけびのかご (松野屋)
あけびは東北地方の山里に広く生育する、つる性の落葉樹です。
初夏に紫色の花を咲かせ、秋に成る実は甘く、皮は詰め物料理などに使います。
そして、そのつるはとてもかたく、丈夫で、
東北地方では、古くからあけび細工が日々の生活の中で使われていました。
「松野屋」の「あけびのかご」は、良質なあけびの採れる青森県でつくられたもの。
幕末期に湯治に訪れた浪士達が、村人にあけび細工を伝えたといわれており、
農閑期の手仕事として今に受け継がれてきたのです。
材料は、地元で採れるミツバあけびと水だけ。
その年に生えたつるを夏から秋にかけて採取し、1、2年乾燥させます。
そして編む前に1~2日程、水につけ、やわらかくしてから編みはじめます。
編み方はさまざまで、全部で30種類以上もあるのだそう。
同じあけびのつるを使いながら、いくつもの違ったかたち、違った編み目のかごが、
職人の手から生まれてくるのです。
ただ、あけび細工には、熟練の技術と硬いつるを編み込んでいく力を必要とするため、
今では職人の数が減り、また、材料となるあけびのつるも年々採れる量が減っています。
残念ながら、あけび細工自体が稀少なものとなりつつあるのが現状です。
あけびのかごは耐久性があり、使い込むほどに艶を増し、しなやかに美しく変化を重ねていきます。
そして、落ち着いた茶褐色と丁寧で上品な編み目は、洋服にも和服にも合わせやすく、
大切に使えば、何十年も、そして親子代々使うことができます。
稀少だからとしまい込むものではありません。
使うことが一番のお手入れとなり、よりかごを美しく育てるのです。
青森県で自生した丈夫なあけびのつると、職人の手仕事。
かたちも、編み目もさまざまなかごの中から3種類を厳選しました。
日常使いはもちろん、特別なおでかけにもぴったりな使い勝手のいいかたちばかりです。
この先もずっと残していきたい日本の良品を、どうぞ毎日のお出かけにお役立てください。
バリエーション&商品詳細
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- 材質
- あけびのつる、革
>> お手入れについてはこちら - サイズ
- あけびグニ手角型2本手かご:約W330×D140×H160mm(持ち手含まず)/持ち手の高さ160mm
あけび織編手提かご:約W380×D125×H220mm(持ち手含まず)/持ち手の高さ140mm
あけび胴張手提かご:約W340×D190×H220mm(持ち手含まず)/持ち手の高さ170mm - 重量
- あけびグニ手角型2本手かご:約290g
あけび織編手提かご:約515g
あけび胴張手提かご:約530g
松野屋(まつのや)について
大量生産品ではなく、美術工芸品でもない、素朴な日用品・荒物雑貨を扱う「松野屋」。
自ら産地へと足を運び、職人と交わり見つけてきた道具たちは、自然の素材を使った使い勝手のよいものばかりです。
さらに、「便利」というだけではなく、使うほどに手になじみ、時の流れとともに色を変え、美しく変化していく、長く使うことのできるものばかりを集めています。
※「あけび楕円一本手かご」、「あけび四角一本手フルーツかご」、「あけびシェル手提かご」、「あけび並編正方形手提かご」、「あけび小判ホラ編手提かご」は生産を終了しました。
※2023年7月より、革のタグは付属していません。
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ご購入の前に知っておいていただきたいこと
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- その他のご注意
>> 天然素材を使用しているため、入荷時期により、色・かたちのゆがみ・サイズ・編み方等が異なります。
>> ゆがみはお使いいただくうちに、中に入れる荷物によってかたちが整ってきます。逆にかごに合わない大きすぎるものを入れるとかたちが崩れることもありますので、ご注意ください。
>> 時々虫が発生することがあります。素材の内部に潜んでいる虫は、事前の発見が困難で、万全を期しておりますが、虫の発生によって小さな穴から白い粉が出る場合もあります。自然素材の風合いを大切にしていることから、殺虫剤などを使用しておりませんので、確実に防ぐことが難しい状況です。万一、商品に白い粉や虫が発生した場合には、熱湯(60℃以上)を該当部分にかけて熱処理し、しっかりと乾かせば、通常通りお使いいただけます。
>> メーカーの品質基準をクリアしたもののみ販売しております。また、当店でもさらに検品を行った後に、お客様にお届けしております。